公開日 2022年11月20日
11月12日(土)、御明神公民館において「御明神みらいづくり座談会(主催:御明神地区地域運営組織設立準備委員会)」が開催されました。同会は、地域の暮らしに関わる一人ひとりの意見をさらに深堀りし、御明神地区における地域運営組織の設立につなげるために開催されたものです。
平子田由則委員長の挨拶のあと、総務省の地域力創造アドバイザーである、特定非営利活動法人都岐沙羅パートナーズセンターの斎藤主税氏を進行役として座談会が開催されました。前回の座談会では、理想の御明神の実現を阻んでいる要素をもとに「御明神のみらいを自分たちの手でつくるためのアイディアを考える大妄想大会」と題して、自分たちでできそうなことのアイディア出しが行われ、「ラインアプリの勉強会の開催」や「雪で発電」など自由な発想で173のアイディアが出されました。
今回はそのアイディアを26に分類し、「すぐにできそう」「これはいいね!」という観点から参加者からの得票数が多かった上位7つのアイディアを念頭に、アイディアを実行していくためには誰の参画が必要か話し合われました。
【アイディア上位7つ】
1.行政区の再編を進め、役を担う人材の育成を進める。(すぐにできそう 16票、これはいいね!3票)
2.子育て世代への支援を地域独自で手厚くする。(すぐにできそう 9票、これはいいね!6票)
3.気軽に集まっておしゃべりができる場を設ける。(すぐにできそう 8票、これはいいね!4票)
4.中高生が学校以外で悩みを相談できる居場所をつくる。(すぐにできそう 7票、これはいいね!10票)
5.地域資源を活かした御明神独自の特産品づくりを後押しする。(すぐにできそう 7票、これはいいね!5票)
6.子どもや若者が山林にふれる機会・プログラムを開発する。(すぐにできそう 7票、これはいいね!1票)
7.楽しみながら取り組める小商いを後押しする。(すぐにできそう 5票、これはいいね!1票)
各集落からの参加者や準備委員会の委員など、20代から70代の男女21名が参加し、4つのグループに分かれて、団体名や必要なスキルを出し合いながら、「このアイディアにこの人は外せないよね!」と個人名も上がりました。
全3回の座談会は今回をもって終了となりますが、今後準備委員会では、今回出されたたくさんの意見をもとにして、組織のたたき台を考案していく予定としています。
※地域運営組織…「地域の生活や暮らしを守るため、地域で暮らす人々が中心となって形成され、地域内のさまざまな関係主体が参加する協議組織が定めた地域経営の指針に基づき、地域課題の解決に向けた取り組みを持続的に実践する組織」(総務省「暮らしを支える地域運営組織に関する調査研究事業報告書」より)
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