御明神地区地域運営組織設立に向けた住民意見交換会が開催されました

公開日 2022年04月14日

 4月9日(土)、御明神公民館において、御明神地区地域運営組織設立準備委員会主催『御明神地区地域運営組織設立に向けた住民意見交換会』が開催されました。御明神地区の各集落(行政区)の住民が集まり、意見交換が行われました。

 開催にあたり、平子田由則委員長からは、「人口が少しでも多い今のうちに、これまでの仕組みを再編し、人口減少が進んでも暮らし続けることができる御明神地区にしていきたい。御明神地区が一体となって考え地区にあたっては、各集落にも協力してもらいながら一緒に考えていくことが必要。本日は、これからの地域を担う若い方の考えを入れたいという思いから若い世代の方にも来ていただいた。忌憚のないご意見をお願いしたい。」と挨拶がありました。

 挨拶のあと、御明神地区の現状と課題解決向けた取り組みについて説明が行われました。20年前は3,300人ほどいた御明神地区の人口が、現在では2,300人ほどになり、今後20年間でさらに1,000人程度減少し、1,200人程度になることが予想され、各集落の平均人口も20年前は約150人だったものが、現在は100人、そして今後20年で50人程度になることが説明されました。そういった状況の中で、今後も御明神地区で暮らし続けていくためには、今行われている行事や地域の仕組みについての見直しが必要となっています。見直しを行いながら、地域の課題として挙げられて高齢者支援や担い手育成などに力を入れられるようにするための仕組みとして、地域運営組織を設立していくことが説明されました。

 意見交換では、参加した集落ごとに説明内容や地域の困りごとについて話し合いが行われ、話し合いのあと、全体で共有が行われました。将来の人口減少については理解できたとする意見があった一方、地域運営組織についての具体的なイメージがわかないといった意見も出されました。また、参加者からは今後どのように進めていくのか、本組織ができたら課題に対する事業をやっていくのかなど、活発に質疑が行われました。

 御明神地区地域運営組織設立準備委員会では、今回の意見も踏まえながら今後の進め方について検討していくこととしています。

※今回の話し合いは、参加者はマスクの着用や検温など、新型コロナウイルス感染症対策を実施しながら開催されました。

地域運営組織…「地域の生活や暮らしを守るため、地域で暮らす人々が中心となって形成され、地域内のさまざまな関係主体が参加する協議組織が定めた地域経営の指針に基づき、地域課題の解決に向けた取り組みを持続的に実践する組織」(総務省「暮らしを支える地域運営組織に関する調査研究事業報告書」より) 

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