町民の皆さまへ（令和3年7月16日雫石町長メッセージ）

公開日 2021年07月16日

更新日 2021年08月05日

町民の皆さまへ

　国内の感染状況から、政府は沖縄県のほか７月12日からは東京都を「緊急事態宣言」区域に加え、「まん延防止等重点措置」区域は、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府とし、いずれも期間を８月22日までとしました。

　県内では、地域や飲食店でのクラスターが継続的に確認されており、新規感染患者が幅広い世代で確認されているほか、変異株も増加し今後の新規感染者数の増加の可能性もあることなどから、岩手県では７月９日に「岩手警戒宣言」を発令し、県民に対する感染対策の再徹底をお願いしています。

　こうしたなか、本町の新型コロナワクチンは、65歳以上の希望者の９割が１回目の接種を終え、高齢者の２回目と並行し７月12日からは64歳から60歳の方や基礎疾患をお持ちの方などの優先接種を開始しています。今後のワクチン配分は不透明な点もありますが、年齢を区切りながら、希望する町民の方が接種を受けられるよう取り組んでまいります。

　これから学校が夏休みに入り、帰省などで人の往来も増える時期となりますが、町民の皆様には、これまでの基本的な感染対策の実施を徹底し、岩手県から出された以下の岩手警戒宣言へのご協力をお願い申し上げます。

◆７月９日「岩手警戒宣言」によるお願いの概要
１基本的な感染対策の再徹底
・家庭や職場を含むすべての場における基本的な感染対策の実施
・毎日の健康確認、体調不良時の外出自粛と早期受診
・来県される方がそれまでにいた都道府県が要請している自粛等の継続
・密閉・密集・密接の２つあるいは１つだけの要素を伴う会合等の回避
２感染が拡大している地域等との往来
①「緊急事態宣言区域（東京都、沖縄県）」及び「まん延防止等重点措置区域（埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府）」との不要不急の往来の自粛
②「感染が拡大している地域（直近１週間の新規患者数（対人口10万人）が15人以上の地域）」や「外出の自粛等が要請されている地域（宮城県、秋田県、福島県南相馬市、広島県）」との往来についての慎重な判断

３思いやりの気持ちと冷静な行動
・感染された方やその家族に対する差別、偏見、誹謗中傷を決して行わない
・県民生活に不可欠なサービス提供者への感謝と思いやりの気持ちでの応援
※ 国内の感染状況は、岩手県のホームページで随時掲載していますので、他の都道府県との往来にあたっては、移動先の感染状況に注意してください。

                             令和3年7月16日
                                         雫石町新型コロナウイルス感染症対策本部
                                         本部長（雫石町長）　　猿　子　　恵　久