９月９日（金）、西山公民館において、西山地区地域運営組織設立準備委員会（西山地区の自治会、行政区、地域団体等で構成）の第５回会議が開催されました。

　初めに、改めて「なぜ地域運営組織が必要なのか」について、NPOまちサポ雫石の櫻田理事長より事例を交えながら、前回出された質問に答える形で説明が行われました。構成員から寄せられた質問の中で特に多かった「組織を立ち上げると地域の負担が増えるのではないか」という質問について、NPOまちサポ雫石の櫻田理事長から「すべての事業を地域運営組織が直接実施するわけではなく、自治会単位でできなくなった事やこれからできなくなりそうな事を地域運営組織がサポートするイメージです。また、地域運営組織が中心となり、各地域団体と連携することによって、同じような内容の会議を束ねたり、一緒に事業を行ったりすることで「地域の役」や「事業」を見える化し、見直しを行っていくきっかけにもなります。」と説明があり、参加者は深く頷いていました。

　その後、グループワークが行われ、組織体制案の確認と、組織の部会員の構成について、有志個人や自治会の推薦、地域団体の推薦やこれらの組み合わせなど、西山地区に合う形はどれか、意見交換を行いました。構成員からは「立ち上げたあとは継続して事業を行っていくことが大事。まずは自治会で話し合って推薦する形がいいのでは。」という声が聞かれたほか、旧学区のバランスをとることや、若い人の意見を取り入れられる仕組みが必要ではといった意見が出ました。

　次回は、今回の意見をもとに、部会員や運営委員会の構成についてより具体的な意見交換を行います。