公開日 2024年03月05日
2月23日(金)、御所公民館において、御所地区のみらいについて自由に語り合う場として、「御所みらい大談議~ようこそ!まちづくりカフェへ~(主催:御所公民館)」を開催し、住民や地域関係機関など総勢33名が参加しました。
総務省の地域力創造アドバイザーである、特定非営利活動法人都岐沙羅(つきさら)パートナーズセンターの斎藤主税氏を進行役として、今年度11~1月に開催した「御所みらい談議」で出た意見も含め、斎藤アドバイザーの分析を交えながら、御所地区の現在の状況などについて説明が行われました。
10年後の理想の生活と、10年後心配なことのギャップを生み出している要素が真の課題(足りないこと)であることが説明され、「御所みらい談議」で出された意見から導き出された御所地区に足りないこととして、以下の9項目が挙げられました。
1.いつまでも健康でいつづけるための取り組みが足りない。
2.若い人たちが、やりがいを持って参加できる(しやすい)活動・雰囲気・機会が足りない。
3.高齢者の活躍の場が足りない。
4.同世代・多世代が、顔を合わせて気軽に交流・コミュニケーションがとれる場・機会が足りない。
5.お互いに思いやり、協力し合う雰囲気をもっと高めていくことが大切。
6.日々の暮らしで利用しやすい交通手段が整っていない。
7.若い人がこの地区で済みたいと思う環境整備と情報発信が足りていない。
8.この地域で暮らしていこうと思える将来への希望が見えない。
9.地域の魅力となるものが足りない。
説明後、参加者は7つのグループに分かれ、これまでの話し合いで出された“御所地区に足りないもの”に対する、手の打ちどころ・アイディアを出し合い、「ラジオ体操をやってはどうか」「気軽に集まる場があったらいい」「重っこ料理を伝える機会があるといい」など、参加者から多様なアイディアが出されました。
当日は、地域の方々による重っこ料理などがふるまわれ、和やかな雰囲気の中、コロナ禍で少なくなった味覚による交流も楽しみました。