いわて農林水産振興協議会（会長：達増拓也岩手県知事）主催による、令和4年度いわて農林水産躍進大会が、12月22日に岩手県民会館で行われ、同大会のいわて農林水産振興協議会会長表彰において、本町から株式会社重次郎が「意欲ある担い手賞（農業部門）」を受賞しました。

　この表彰は、本県農林水産業および農山漁村の発展に先進的に取り組み、顕著な業績を上げた経営者や組織、集落などに贈られています。同社は付加価値を高めた高品質な肉用牛の出荷を行うとともに、良質な堆肥を地域の野菜農家へ提供することで循環型農業を実践し、地域農業に貢献しています。また、グリーン・ツーリズム受入農家として農業体験や、学生の農業研修受入も行うなど、農業の魅力を伝える活動に尽力されてきました。

　12月26日、（株）重次郎の中屋敷敏晃代表取締役が町役場を訪れ、町長に受賞を報告。中屋敷代表取締役は「雫石町で生まれ育った和牛農家として、「雫石牛」という大切なブランドを守りたい思いがあります。こだわりを持ち手間をかけてブランドを守り、次の世代に受け継げるよう今後も意欲的に取り組んでいきます」と力強く意気込みを話しました。