御明神地区地域づくり会議(旧橋場小学校区 -地域連携に向けた検討会第4回- )を開催しました!

公開日 2021年02月08日

更新日 2021年02月08日

 2月3日(水)、小赤沢公民館において、御明神地区地域づくり会議(旧橋場小学校区 -地域連携に向けた検討会第4回- )を開催しました。会議には、旧橋場小学校区(橋場・安栖・小赤沢・山津田)の自治会長、行政区長ら4名が参加しました。

 各集落の負担軽減を実現するために、それぞれの集落で負担が大きくなっている堰上げ(農業用水路の泥上げ)を手段とした連携について話し合いが行われました。

 最初に、各集落での堰上げの状況について共有が行われました。かつては、農業用水としての利用のため、春の田植え前などに実施されていた堰上げですが、農業者の減少や米からの転作による水需要の変化により、集落によっては豪雨対策(防災)や生活用水(環境維持)としての役割がより重視されていることがわかり、水路が設置された当時と状況が変化していることを認識しました。実際の作業に関しても、完全ボランティアで堰上げを実施している集落がある一方で、多面的機能支払交付金を利用し、作業者に日当を支払っている集落があることもわかりました。

 状況の共有後、農林課の担当者も交え多面的機能支払交付金制度について勉強し、連携による負担軽減に適用できるかどうか話し合われました。ボランティアで実施している集落には日当が払われるようにすることや、制度の中でも課題となっている事務を共通にし委託することで事務作業の負担軽減を図れないかなど、制度利用の具体案が出されました。また、連携によるメリットとして、複数集落にまたがる水路は、これまで自分の集落の外に踏み込みにくいという課題がありましたが、一緒に考えていくことで双方にメリットがある解決策を見出していけることがわかりました。

  今後は、すでに交付金を利用し取り組んでいる集落、そうでない集落それぞれにおいて、集落内の合意形成を図り、やれるところから制度を利用した取り組みを進めていくこととなりました。

 

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