昭栄建設株式会社より有害鳥獣捕獲機材を寄贈いただきました

公開日 2022年11月29日

 11月25日(金)、昭栄建設株式会社(本社盛岡市)より、有害鳥獣捕獲機材を寄贈いただきました。

 今回寄贈された機材は、クマの錯誤捕獲防止用わな「いのしか御用」10個、獣の稼働範囲を抑制する「二点支持ワイヤー式オール塩ビ120丸型」10個、ワイヤーが絡まることで有害鳥獣の動きを止める「からまる棒」が3個の、合計3種23個です。

 寄贈に当たり、同社武田克彦代表取締役社長は「地域貢献として岩手県の農業を応援したいという思いがありました。お話を聞く中で、有害鳥獣の被害が増加し、特にわなは消耗品であり、確保に苦慮されていると聞きました。ぜひ町を有害鳥獣被害から守るためにお役立てください」と思いを寄せました。また、寄贈を受けた猿子町長は「今後も有害鳥獣による被害が懸念される中で、わなの寄贈は大変ありがたいものです。実施隊の皆さんにはぜひ有効に活用いただきたい。昭栄建設様におかれましては、昨年の企業版ふるさと納税による寄付をはじめ、常日頃から町にお力添えをいただいています。今後とも町と共に活動いただければ幸いです」と謝意を伝えました。

 捕獲機材を実際に使用する町鳥獣被害対策実施隊で町猟友会の横田捷世会長は「わなの免許を持っていても、わなが手に入らず活動に支障もありました。今回罠を有効に活用し、町の有害鳥獣による農作物の被害抑制のために尽力していきます」と更なる活動への意欲を話しました。

捕獲機材を寄贈した武田代表取締役社長(左)と猿子町長
謝意を伝えた町鳥獣被害対策実施隊
いのしか御用
二点支持ワイヤー式オール塩ビ120丸型
からまる棒
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