御明神・西山地区の旧小学校利活用の方針と方向性

公開日 2021年03月19日

更新日 2021年03月19日

 町は、平成30年3月で閉校となり、学校としての役割を終えた御明神地区の旧橋場小学校、西山地区の旧上長山小学校と旧西根小学校をどのように利活用していくかについて、町民から広くご意見をいただきながら、基本的な方針と方向性をまとめています。

方針 

 ▼共通事項

 各旧小学校の施設は、町有財産として、引き続き町が維持管理を行って利活用を図ることを基本とします。

 施設の維持管理及び具体的な利活用計画の策定は、主たる利活用の方向性に対応する部署が主管するものとします。ただし、利活用計画策定まで(計画の策定を必要としない場合は具体的な利活用開始まで)の期間は移行期間に位置づけ、期間中の施設維持管理は地域づくり担当課が主管し、暫定的に柔軟な運用ができるものとします。

 

 ▼旧橋場小学校 「小さな拠点」 

 旧橋場小学校は、町の中心部、また、御明神公民館からの距離が遠いという地域特性から、地域の人や資源をつなげる集会機能を持った施設としての利活用が期待されます。

 地域懇談会での話し合い結果をもとに、旧橋場小学校は、地域住民が主体的に運営に関わり、コミュニティの活性化を目指す「小さな拠点」としての施設を目指します。

  小さな拠点:おおむね小学校区の範囲で、集落地域の人や資源・活動をつなぎ、暮らしの安全と未来の希望を育む拠点 

 

 ▼旧上長山小学校 産業振興・地域経済活性化拠点施設+地域住民利用 

 

 企業誘致支援機能や研修施設としての活用が望まれているほか、広大な敷地が特徴の屋外運動場でのスポーツ活用の意向があります。

 地域懇談会での話し合い結果をもとに、旧上長山小学校は、地域住民の利用に配慮しながら、貸しオフィスを主体とし、企業・団体の誘致等による産業振興及び地域経済活性化に資する施設を目指しま

 

 ▼旧西根小学校 文化財保管施設+地域住民利用

 地域住民から集会機能の利用意向があるほか、埋蔵文化財保管場所としての行政需要があります。ただし、他施設に比較し老朽化が進行し、南側校舎は漏水が著しく水道停止しており復旧には多額の費用が必要な状況となっています

 以上のことから、旧西根小学校は地域住民の利用に配慮しながら、埋蔵文化財等の文化財保管を主体とし、行政需要に対応する施設を目指します。

 

方針決定までの経過

平成29年度

H29.7月~ 行政需要調査

平成30年度 

H30.4月

暫定利用開始(体育館・グラウンド等の開放)

H30.5.2~6.11 民間活用公募(応募3件)
H30.5.24~6.14

住民アンケート(総回答者数867

~関心有無、運営関与の可能性、利用の意向など方向性検討の基礎資料へ~

H30.6.25(橋場)

H30.6.26(上長山)

H30.6.28(西根)

地域懇談会利活用案を自由に考える。

(出席者:旧橋場小学校20名、旧上長山小学校 11名、旧西根小学校9名)

H30.8.6(橋場)

H30.8.7(上長山)

H30.8.9(西根)

地域懇談会1回で出た案の掘り下げ(絞り込み)

(出席者:旧橋場小学校10名、旧上長山小学校6名、旧西根小学校15名)

H30.8.27(橋場)

H30.8.28(上長山)

H30.8.30(西根)

地域懇談会2回案をもとに地域が関わる利活用内容、案の進め方を検討。

(出席者:旧橋場小学校6名、旧上長山小学校6名、旧西根小学校6名)

H30.12.17

これまでの懇談会等をふまえ、町人口減少対策本部会議において、利活用方針を決定

H31.2.5(橋場)

H31.2.7(上長山)

H31.2.12(西根)

利活用方針の地域説明会

(出席者:旧橋場小学校6名、旧上長山小学校7名、旧西根小学校7名)

 

 

 

 

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