公開日 2025年08月05日
令和7年度は、昭和30年に当時の雫石町、御所村、御明神村、西山村の1町3カ村が合併し、現在の町制が施行されて70周年の節目となります。この新生雫石町70周年の記念品として、ブランドメッセージである「虹の似合うまち 雫石町」をモチーフとした、町産材によるスマートフォンスタンドを製作します。
製作にあたり、使用する材料の調達について検討していたところ、盛岡セイコー工業株式会社様(滝澤勝由代表取締役社長)より、敷地内で生産されたアカマツのご提供についてお申し出をいただいたことを受けて、7月24日(木)、盛岡セイコー工業株式会社社屋前において、材料贈呈式が行われました。
同社の滝澤勝由代表取締役より若林武文副町長へ材料の贈呈が行われ、続いて、若林副町長より記念品を製作するおりつめ木工の和山忠吉さんへ材料の引き渡しを行いました。
贈呈にあたり、盛岡セイコー工業株式会社の滝澤勝由代表取締役社長は、「新生雫石町70周年を迎えられましたことを心よりお祝い申し上げます。私たち盛岡セイコー工業株式会社は、1970年に設立してからこれまでの間、町や地域の皆さまに支えられてきました。それに対しまして、我々も協力できることはないかというところで、原料である木材を提供することができましたことを大変うれしく思います。70周年のみならず、80年、100年に向けて発展することをご祈念申し上げます。」とメッセージを贈りました。
贈呈を受け、若林武文副町長は、「自然環境との共生を目指しておられます盛岡セイコー工業株式会社様より、アカマツ製材のご提供についてお申し出をいただき、ありがたく活用させていただきます。材料をご提供くださいました盛岡セイコー工業株式会社様、記念品の作成を引き受けていただきましたおりつめ木工の和山様のご協力に、心から感謝を申し上げます。」ととあいさつしました。
おりつめ木工の和山忠吉さんは「この木材は、年輪の数などから、約70年前、雫石町が誕生したころに自生した木から製材されたものと思われます。デザインは雫の形と虹の似合う町ということで虹を要素にいれて、試作品はデザインしています。」と製作に向けた思いを語りました。
製作されたスマートフォンスタンドは、11月8日の新生雫石町70周年記念式典参加者へ配布される予定です。
盛岡セイコー工業株式会社様滝澤代表取締役社長(右)から副町長へ木材を贈呈
副町長からおりつめ木工の和山さん(左)へ木材を引き渡し
- 盛岡セイコー工業株式会社様滝澤代表取締役社長(中)、副町長、おりつめ木工和山さん(左)