県道の冬季閉鎖も次々解除になり、登山などで山に入る方も少しずつ増えているかと思いますが、
今年は主要な山で例年になく残雪が多くなっており、登山の際注意が必要です。

主な山の登山道の状況をお知らせします。

 

【三ツ石山　～滝ノ上コース～】

コース状況は、5/23の時点です。林道出合上部から所々残雪があります。
奥産道分岐上部は、まだ雪原のような状態です。

　　

三ツ石山荘周辺も、木道や沼が見え始めてはいますが残雪が多い状態です。山荘から山頂にかけては、
アイゼン等の準備が必要です。

　　　　

＊　奥産道網張ゲートの冬期通行止め解除は、5月30日（金）12：00の予定です。

 

【烏帽子岳　～滝ノ上コース～】

こちらは、5/24時点の状況です。マムシ坂は残雪があり、急斜面での雪渓トラバースには要注意です。
浮石にも注意してください。

　　

小湿原から上部は雪渓歩きとなり、道迷いや踏み抜きにご注意ください。アイゼン等も必要です。

　　　　

 

【秋田駒ヶ岳　～国見温泉コース】

5/25の時点で、横長根出合の階段部分に一部残雪があります。第二展望台までも所々雪が残っています。
さらに、馬の背では大規模な雪崩（斜面の崩落）が発生しており、駒池付近まで土砂が流れています。
写真は、5/13に大焼砂から駒池方面を見た状況です。雪崩の周辺には近づかないよう、お願いします。
また馬の背付近は更なる崩落の可能性もあるため、ルート変更の検討をお願いすると共に、ヘルメット等
安全装備の準備をお願いします。