公開日 2024年10月23日
雫石町国保加入者の医療費が年々増え続けています。
医療保険は皆さんの国保税で賄われており、医療費が増えると国保税も上げざるを得なくなります。
医療費の削減にご協力をお願いします。
医療費の負担を減らすポイント!
1.「はしご受診」・「コンビニ受診」をやめて、かかりつけ医を持ちましょう
同じ病気で複数の医療機関を転々と渡る【はしご受診】。行く先々で同じ検査を受けるのは医療費の無駄になり、薬の重複による副作用などの危険性もあります。
急患でもないのに時間外や深夜、休日に受診する【コンビニ受診】。割増料金はかかるだけでなく、救急医療の妨げにもなります。緊急性がない場合は時間内診療を心がけましょう。
かかりつけ医とは、あなたの既往症(以前かかったことのある病気)や健康状態などを把握して、健康全般のアドバイスをする身近な医師のことです。 かかりつけ医を持てば、いざというときに慌てずに済みます。
2.かかりつけ薬局を持ち、薬を正しく使いましょう
受診した医療機関にかかわらず、いつも調剤してもらうのがかかりつけ薬局です。日ごろから薬歴や体質を把握したうえで、薬の使い方や疑問などに答えてくれます。
自己判断で服薬を中断したり、飲み忘れてしまうと薬が無駄になるだけでなく、回復が遅れる原因となります。また、薬の飲み合わせによっては、副作用が出ることもあります。医師や薬剤師の指示をよく聞き、用法・用量を守って正しく使いましょう。
3.お薬手帳は1冊にまとめましょう
お薬手帳を複数持つと、薬の情報が医師や薬剤師に正しく伝わらない可能性があります。薬の重複や飲み合わせのトラブルを防ぐために、1冊にまとめて継続的に活用しましょう。
4.ジェネリック医薬品を利用しましょう
ジェネリック医薬品とは、新薬の特許期間が切れた後に、新薬と同じ有効成分で製造された薬のことです。新薬に比べて開発費が抑えられるため、安く購入することができます。
5.定期的に健診を受けましょう
病気は発見が遅れると進行してしまうため、治療期間が長くなり医療費の増加につながってしまいます。特定健診やがん検診などを毎年定期的に受けて、病気の早期発見・早期治療に努め、重症化予防につなげていきましょう。
6.スモールチェンジ活動を取り入れてみましょう
一大決心が必要な大きなことをするのではなく、ハードルを少し下げて、将来に備えて「今できる小さな行動を始めてみよう」というのがスモールチェンジ活動です。小さな改善も、積み重ねることで大きな力になります。次の例を参考に、できることから始めてみませんか?