町道滝沢・安庭線「昇瀬橋」が開通しました

公開日 2023年12月19日

更新日 2023年12月19日

 町道滝沢・安庭線「昇瀬橋」の開通式が、12月14日に同地で行われ、関係者による神事で交通安全を願ったほか、地域住民約100人による「渡り初め」などで開通を喜び合いました。

開通した昇瀬橋
 
12月14日に開通しました
 

 雫石川に架かる昇瀬橋は1964年に開通。2013年に本町を襲った豪雨災害時に国道46号の迂回路として、また近隣住民の孤立を防ぐ避難路として機能するなど、地域の生活に重要な役割を担ってきました。

 老朽化が進み道幅が狭いことや、地域住民からの要望もあり、2021年6月に架け替え工事に着手。2022年1月に工事期間中の迂回路となる仮橋が通行可能となり、旧橋の撤去を開始。新しい橋の下部工は2023年1月まで、上部工は2023年12月までに整備されました。橋の長さは98.1メートル。幅は車道と歩道を合わせ9.5メートル。現時点の工事費は約7億3千万円です。今後、仮橋の撤去や護岸を整備し、架け替え工事が完了となります。

 

 開通式で猿子町長は「新しい昇瀬橋の開通により、地域の皆さんの安全が確保され、広域物流や観光交流、災害時の対応で効果を発揮すると確信しています」と期待を込め挨拶しました。
 渡り初めを終えた、滝沢行政区自治会長代理の中河原幸子さんは「立派な橋ができて嬉しい。何世代にも渡って大切にされる橋であってほしいです」と話し、山津田自治会長の原正人さんは「橋から見る景色で、こんな清々しい気持ちになったのは初めて。強く新しい橋が出来たことで、自治会長としても安心ですね」と晴れやかな顔で話しました。

「のぼせばし」揮毫者(きごうしゃ) 小田中彩芽さん(御明神小6年)
「雫石川」揮毫者 横手光華さん(雫石中3年)
「昇瀬橋」揮毫者 猿子恵久町長
地域の皆さんで渡り初め

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