平成24年、全国で登下校中の児童生徒が死傷する事故が相次いで発生したことから、町教育委員会は同年8月より各小学校の通学路において緊急合同点検を実施し、必要な対策について協議してきました。

　今年度も通学路の安全確保に向けた取り組みを行うため、「雫石町通学路交通安全プログラム｣に基づき、8月8日（火）、「令和５年度 雫石町通学路等安全推進連絡協議会（交通部会）」を開催しました。

雫石町通学路交通安全プログラム[PDF：263KB]

　交通部会には、国土交通省、盛岡西警察署および盛岡広域振興局土木部の職員をはじめ、町校長会会長、町交通指導隊隊長、盛岡地区交通安全協会および町の各地区防犯交通安全協会の代表者、町関係課の職員が委員となり出席。地域や学校などから挙げられた通学路等の改善要望箇所に関する合同点検を実施しました。

▲合同点検の様子（和野行政区 上春木場踏切北側T字路 ※横断歩道の設置要望）

　合同点検後には、すべての要望箇所について、委員それぞれの見地から意見を出し合い協議を行いました。

▲協議の様子

　今回協議した内容を踏まえ、今後、関係機関へ改善要望書を提出します。それぞれの機関から各改善要望に関する対応や見解をいただき、それらを取りまとめたものを、11月までに町のホームページで公開します。

　なお、雫石町通学路等安全推進連絡協議会では、これら合同点検や対策の協議、関係機関への改善要望書の提出および回答の公表を毎年繰り返し行うことで、町内の通学路の安全性の向上を図っています。