11月14日、町総合福祉センターにおいて、小規模多機能自治推進ネットワーク会議・東北ブロック会議（主催：同会議東北ブロック幹事 宮城県白石市）が開催されました。本ネットワーク会議は、小規模多機能自治（行政区より大きい地区などの範囲において、住民により構成された地域共同体が地域課題に応じた住民福祉を増進する取り組み）を推進する自治体やNPOなどで構成され、本会議では、東北各県から45名が参加しました。

　当日は当町における地域運営組織形成に関する事例のほか、秋田県からは県としての集落対策事業の展開について紹介がありました。また、小規模多機能自治を実践する地域として、奥州市の井手振興会から事例紹介があり、地域で住民の移動手段を確保している事例（自家用有償旅客運送事業）の紹介がありました。

　事例紹介の後は、同会議事務局の島根県雲南市より、最新の全国の動向について情報提供があり、着実に全国で小規模多機能自治を実践する地域が増加していることが報告されました。最後は参加者同士の情報交換が行われ、各地域の小規模多機能自治の向上に向けて、直接意見が交わされました。主催の白石市の担当者は、「オンラインに慣れてきたところもあったので、対面の良さを感じていただいたと思う。今後もお互い学び合いながら頑張っていきたい。」と話されていました。