公開日 2022年01月24日
更新日 2022年01月24日
1月22日、雫石高校(佐々木佳史校長、生徒72人)で、43回目となる雪上運動会が開催されました。
昨年は新型コロナウイルス感染症の影響を受け中止となったことから、企画した2年生の生徒会メンバーたちも初めての雪上運動会。過去の資料などを参考にしながら、加えて感染症対策も万全に整え、2年ぶりの開催を迎えました。
「白銀の大地に刻むぼくらの足跡 〜仲間とともに創る思い出〜」をテーマに開催された今年の雪上運動会は、雫石高校の各学年チームに加え、職員・PTAチーム、さらに被災地支援などで交流を深めている山田高校の1年生26人を招待し、5チーム対抗形式により、「雪上綱引き」「スノーフラッグ」「雪上サッカー」の3競技で熱戦を繰り広げました。
例年以上に深い積雪となった校庭で、競技する生徒たちはもちろん、応援する皆さんも大盛り上がり。
深い雪に足を取られ思うように動けず悔しがったり、転んで全身雪まみれになったり、そんな姿に周りから笑いと歓声が起こる楽しいひとときとなりました。
山田高校の生徒は「山田町とは違う雪景色の中で、雫石高校の皆さんとこうやって交流できて楽しいです」と笑顔で話していました。
また、雪上運動会に先立って山田高校との交流会が同校体育館で行われ、山田高校の生徒が、町内の各地にある三陸大津波の教訓を伝える石碑について考察した「碑の記憶」を発表。
山田町の未来の防災・復興について考えながら、「私たちが語り部となり、大津波の記憶を後世に伝えていきたい」と訴えていました。