令和3年12月21日定例記者懇談会を開催しました

公開日 2021年12月21日

更新日 2021年12月21日

令和3年12月21日 記者懇談会

発表事項要旨

1.子育て世帯への臨時特別給付金について

11月19日に閣議決定された「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」に盛り込まれた子育て世帯への給付のうち、クーポンを基本とした給付について、内閣府より政府の考え方及びその事務手続きについて通知があり、地域の実情に応じて自治体の判断で現金一括給付することも可能とされました。
これを受け、雫石町では、年内給付を予定していた中学生以下を対象とした給付分から、速やかに1人あたり10万円を一括給付することとします。
また、高校生の保護者や公務員、新生児の保護者といった、申請の必要な支給対象者にかかる給付金についても、同様に1人あたり10万円を一括給付することとします。

なお、給付対象見込み人数や今後の予定は次のとおりです。

【給付対象児童見込み人数】2,010人

(1)プッシュ型給付対象者(年内支給児童手当受給者)1,569人
⇒12月28日に対象者の口座へ対象児童1人あたり10万円振り込みます

(2)申請が必要な給付対象者(高校生の保護者・公務員等)441人
⇒郵送または窓口で、1月から申請受付開始します
⇒1/14(金)までの受付分を1/31(月)に振り込む予定です
⇒それ以降の受付分については随時振り込みを行います

 

 

2.令和4年雫石町交通指導隊初点検式及び雫石町消防出初式について

令和4年1月9日(日)、雫石町役場前駐車場において、午後1時から雫石町交通指導隊初点検式を、続いて午後2時から雫石町消防出初式を開催します。
今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により中止となったことから、初点検式、出初式とも2年ぶりの開催となります。午後2時40分ごろからは、交通指導隊、消防団および婦人消防協力隊が町民の安全確保のため決意を新たにし、雫石よしゃれ通り商店街を分列行進しますので、当日の取材につきましてよろしくお願いします。

 

 

3.令和3年・令和4年雫石町成人式について

延期としておりました「令和3年雫石町成人式」を令和4年1月8日(土)午前10時30分から、また、「令和4年雫石町成人式」を1月9日(日)午前10時30分から、いずれも町中央公民館野菊ホールで開催します。
令和3年の成人対象者は164名で、出席予定者が86名、令和4年の成人対象者も164名で、出席予定者が114名です。
成人式は、出席者のマスクの着用、座席の間隔を空けて着席するなど新型コロナウイルス感染症対策を講じて開催します。
また、令和3年・令和4年の成人者において、それぞれ実行委員会を組織し、式典における受付や司会進行などを担当するほか、実行委員会企画(30分程度)を行うこととしており、現在その準備を進めています。

 

 

配布資料

・復活第42回雫石裸参り 祈願者募集チラシ
・しずくいし子育ち寺子屋
・町の主要行事予定表

 

発表事項への質疑応答

1.子育て世帯への臨時特別給付金について

Q:クーポンではなく現金一括給付を選択された理由について
A:聞き取りを通じ、お金のかかる時期であり現金給付がいいなと。クーポンで欲しい人はいないのではないかという思いからです。

Q:本日の議会での議決をもって決定ということでよろしいでしょうか。
A:その通りです。
Q:申請が必要な世帯への通知は。
A:12月27日をめどに個別に通知を発送します。返信用封筒も同封します。コロナの感染対策も含め、できるだけ郵便での申請をお願いすることで考えています。窓口での受付につきましては年明け1月6日からを予定して準備しています。

 

2.令和4年雫石町交通指導隊初点検式及び雫石町消防出初式について

質問なし

 

3.令和3年・令和4年雫石町成人式について

Q:県外から出席する新成人もいると思いますが、出席者にコロナの陰性証明やワクチン接種証明などを求める考えはありますか。
A:特に求めない形で考えています。2週間前から健康に充分留意して式に臨んでいただきたいと考えています。

Q:1年延期された成人式が無事開催できることに関する町長の所感を。
A:嬉しいですね。特に女性は晴れ着を買ったり借りたりしている段階で昨年延期を決定したので、頭の中では1年延期してでも開催するという考えでいました。晴れ着業者も1年延期されてもそのまま貸しますというところが大半でしたので、2日連続でやるという決断をしたところです。

Q:来賓や保護者の出席制限は。
A:来賓は町議会議長と県議会議員のみとしました。ご家族の出席についても1家族当たり1人でお願いしています。

 

記者からの当日質問

Q:今年1年の総括と来年の抱負を。
A:今年もコロナに振り回された1年でした。その中でも新規事業が思ったよりも前進した気がします。沼返町有地も相手企業と協定を締結してもうすぐ工事が始まりますし、昇瀬橋架け替えについても工事が始まりましたし、南畑小学校のスポーツエリア構想についても来年本格的にアーチェリー場を整備します。また5分団5部の屯所が完成して今度の日曜日の引き渡しとなります。来年についてはこれらを完結していくのが1つですし、少子高齢化対策として、子供教育の充実や独身者が結婚に結びつくような仕掛けを民間の方々とやっていきます。沼返町有地についても町が貸すものですから成功・安定するまでは行政が関わるというのが私の基本理念ですので、来年はそれだけでも結構忙しくなると考えています。出生率を上昇させるというのは難しいですが、右肩下がりの勾配をいくらかでもなだらかにすることに徹したいと考えています。

Q:2021年の雫石町を1文字で表すと何になるでしょうか。
A:大谷翔平選手の「翔」です。コロナに負けずに翔ぶということで。何より大谷選手の活躍は県内ばかりでなく国内でも一番明るい話題ではないですかね。

Q:町長の任期も残り1年、その後のお考えについて。
A:まず体に気をつけて任期を全うすることと、現状の課題を全職員で共有して完結していきたいという思いです。来年の選挙などというものはまだ考えられないですね。

Q:本日の議会での補正額は。
A:1億253万5000円です。子育て世帯への臨時特別給付金について12月定例会で先行5万円は措置していましたので、残りの5万円分です。専決というやり方もありますが額的に大きいので急遽臨時会を。あと1週間国が早く出してくれれば楽だったのですが。ギリギリ28日に間に合いました。地方としてはあまり国会にはこういうゴタゴタをやってもらいたくないですね。

 

 

 12月定例記者懇談会

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