雫石町防災アドバイザーに委嘱状を交付

公開日 2021年11月01日

更新日 2021年12月21日

 町役場で雫石町防災アドバイザー委嘱状交付式が行われ、齊藤徳美さんと小原千里さんに委嘱状を交付しました。

 猿子町長は「お二人には、今までも研修会など、様々な形で大変ご尽力いただいている。経験豊富なお二人のお知恵をお借りしながら、本町の防災意識を高めていきたいと考えておりますので、今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。」と話しました。

 齊藤さんは「なによりも日常の防災意識の啓発や体制の整備が一番。有事の際も含めてお役にたてさせていただきたい」と述べ、小原さん「今まで見聞きしたことを生かし、有事の際には防災の一助になればということでやらせていただきたい」と意気込みました。

◆雫石町防災アドバイザーについて

 近年、自然災害の発生が頻発するとともに、その被害の規模が大きくなってきています。本町でも、2013年年8月に豪雨災害が発生しました。

 こういった、いつどこで起こるかもわからない自然災害から町民の生命財産を守り、町の防災体制と危機管理体制の対応力の向上を図るために、「雫石町防災アドバイザー」を設置しました。

 活動内容は、平常時は、住民や職員に対する研修会、説明会の講師や町が実施する防災活動への助言。有事の際は、町災害警戒本部や災害対策本部への助言を行います。

◆齊藤徳美氏について

 秋田県出身。東北大学工学部資源工学科を卒業後、岩手大学工学部助手、助教授、教授、理事・副学長、放送大学岩手学習センター所長等を歴任。

 1998年の岩手山噴火危機には、岩手山火山活動対策検討会などの座長として対応に尽力。現在は、岩手県の火山活動に関する検討会座長などを務める。

◆小原千里氏について

 雫石町出身。元町職員。

 町職員時代から岩手山や秋田駒ヶ岳の現地調査を実施。そのデータは、県や気象台の火山防災に役立っている。現在は、岩手県地域防災サポーターも務める。
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雫石町防災アドバイザーの委嘱状を受け取る齊藤さん

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雫石町防災アドバイザーの委嘱状を受け取る小原さん

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雫石町防災アドバイザーに委嘱された齊藤さん(左)と小原さん(右)

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