令和3年10月20日定例記者懇談会を開催しました

公開日 2021年10月20日

更新日 2021年10月20日

令和3年10月20日 記者懇談会

発表事項要旨

1.雫石高校生デザインの「しずくの甘酒」の発売について

町は、物産振興と雫石高校生の社会学習の一環として、雫石高校生の美術の選択授業において「しずくの甘酒」のラベルのデザイン製作に取り組みました。美術を選択した2年生10名がデザインを行い、10点の作品の中から「しずくの甘酒」を販売している株式会社しずくいしと町役場関係者において投票を実施し、一番投票が多かった山本琉夢(やまもと・りゅうむ)さんのデザインに決定しました。デザインコンセプトは「雫の波紋」で、小さな子供や大人まで良いイメージを持つように暖かい色を使用したデザインです。山本さんが制作したデザイン原画をもとに、岩手県工業技術センター産業デザイン部に依頼し、ラベル製作までのアドバイスをいただきながらラベルデータの制作を行いました。
今回発売する「しずくの甘酒」は、雫石産のお米と米麹だけを使いじっくり糖化させて甘味を引き出した完全無添加のノンアルコール自然飲料で、道の駅雫石あねっこのオリジナル商品として販売しております。
山本さんがデザインしたラベルの「しずくの甘酒」は、11月16日(火)から、道の駅雫石あねっことJR雫石駅売店にて900g入り税込1,000円で、限定100本販売します。

 

 

2.雫石町子育ち子ども食堂について

町は、10月27日(水)に、しずく×CAN(しずくかん)で「しずくいし子育ち子ども食堂」を開催します。
この事業は、昨年度から実施しており、今年度はすでに1回開催しておりますが、地域や企業などと協力し、町全体で子どもを守り育て、子どもの居場所をつくり、全世代が交流する機会をつくることで、子ども達が地域へ愛着を深めるとともに、子どもが自ら育っていく力を身に着け、自らの力で成長する「子育ち」を推進することを目的にしております。
今回は、平日の放課後に開催予定としており、よしゃれ通り商店街の方のご協力のもと、ハロウィン企画として子どもたちが商店街をまわったり、町産の野菜を使った手作りカレーを食べる内容となっています。
なお、すでに募集定員に達しており、申込は終了しております。

 

 

3.令和3年度雫石町火災防御訓練について

11月7日(日)正午ごろから、鴬宿温泉街を会場に、火災防御訓練を実施します。
本町消防団では、有事に備えた実践力強化のため秋の全国火災予防運動期間に合わせ、火災防御訓練を実施しております。特にも、大規模火災に発展する恐れの高い林野火災と市街地火災に焦点をあて、定期的な実地訓練を行うことにより団員のレベルアップを図っております。今年度は、建物密集地における訓練を実施することとし、観光地でもある鴬宿温泉での火災発生を想定した内容としております。
訓練は、鴬宿温泉観光協会から出火し、強風にあおられ延焼拡大する危険が高まっているという想定で行われ、消防ポンプ車15台により河川からの中継送水を行うという実践的な形式で行われ、付近住民へも延焼拡大防止の取り組みを呼びかけます。

 

 

4.東京2020オリンピック聖火リレートーチ及びユニフォームの展示について

東京2020オリンピック競技大会の岩手県における聖火リレーが当町でも行われたことを記念して、11月1日(月)から、聖火リレートーチと聖火ランナーユニフォームを町内小中高等学校において巡回展示するとともに、役場庁舎でも展示いたします。
小中高等学校での巡回展示は、11月1日(月)から12月19日(日)まで、各学校をそれぞれ1週間ずつ巡回展示後、岩手県の聖火リレーのスタート地となった雫石中学校で展示していくこととしています。
役場庁舎では11月1日(月)から30日(火)まで展示し、12月1日(水)からは、雫石町における聖火リレーのゴール地点となった雫石町総合運動公園内の町営体育館に展示することとしています。
特にも雫石中学校においては、世紀のイベントともいえる東京2020オリンピック競技大会の岩手県における聖火リレーのスタート地となった学校であることに誇りを持つとともに、雫石中学校の歴史の1つとして語り継がれていくことを期待するものです。

 

 

5.令和3年度雫石町小中学校作品展並びに菊花展の開催について

11月2日(火)から11月7日(日)まで、雫石町中央公民館において「令和3年度雫石町小中学校作品展」を開催します。
この作品展は、町内小中学校の児童生徒の作品を展示し、お互いの作品を鑑賞し合うことにより、作品の良さを感じ取る心豊かな子供を育成するとともに、広く町民の皆様に取組みの成果を発表することを目的とするものです。
また、小中学校作品展の期間に併せて、雫石町中央公民館において雫石菊花会会員の皆さんが丹精込めて育てた、町の花でもある「菊」も「菊花展」として展示いたしますのでご鑑賞ください。

 

 

6.雫石町小・中連携交流会について

11月5日(金)午後1時35分から、雫石中学校武道場および3学年教室で、「雫石町小・中連携交流会」を開催します。
この会の目的は、小学生が中学校教員による授業を体験することや、中学生による部活動等の紹介とその参観、また児童相互が交流することを通して、次の2点を目指します。
1つ目は、小学生に、中学校生活への見通しと期待感を持たせ、安心して中学校進学を迎えさせるとともに、以後の小学校生活のさらなる充実を図り、各学校での学び方を再確認することです。
2つ目は、中学生に、次年度、学校づくりの先頭に立つという思いを持つきっかけとすることです。
連携する学校・学年は、町内の5つの小学校の6年生全児童と雫石中学校の生徒です。5つの小学校児童を4つの特別グループに編成し、体験や交流をします。
感染症対策を講じながら、町内の小学生・中学生が来年のステージに向けて希望を持つことができるような交流会にしてまいります。

 

 

7.第68回雫石町小・中学校音楽会について

11月12日(金)午前9時30から、中央公民館野菊ホールで、「第68回雫石町小・中学校音楽会」を開催します。
この音楽会は、「音楽の良さを素直に受け止め、よりよい表現をしようとする子どもの育成をめざして」を主題に、町内小中学校の児童生徒が一堂に会し、日常の音楽活動の成果を発表し合い、各校の交流を深めながら音楽のよさを感じとる心豊かな子どもの育成をめざすことを目的として開催するものです。
発表者は、町内の小中学校の児童生徒の代表の学年等で、合唱や吹奏楽などを発表します。また発表する児童生徒の他に、発表校の該当の保護者が入れ替えで参観する予定です。
出入り口を常時開放し、人と人との距離をとり、合唱についても文部科学省の通知に基づきマスクを着用して行うなど感染症対策を講じながら、雫石町の子どもたちが音楽のよさを感じ、表現する機会となるような音楽会にしてまいります。

 

 

配布資料

・雫石町3スキー場共通リフト券チラシ

・町の主要行事予定表

 

発表事項への質疑応答

1.雫石高校生デザインの「しずくの甘酒」の発売について

Q:このようなデザインコラボの取り組みは初めてですか。
A:今年度初めてです。
Q:物産振興と社会学習の一環ということですが、効果など期待したいことは。
A:小中高校生が町の施策に参画できるという大事なきっかけだと思います。これからもこのような機会を提供できればと思います。
Q:完全無添加ということですが、どこでどのように製造しているものですか。
A:原料の米は町内産で、道の駅雫石あねっこが山形県のメーカーに依頼して製造してもらっています。

 

2.雫石町子育ち子ども食堂について

質問なし

 

3.令和3年度雫石町火災防御訓練について

質問なし

 

4.東京2020オリンピック聖火リレートーチ及びユニフォームの展示について

Q:小中高校を巡回するものと役場などに展示するもので違う点はありますか。
A:いずれもトーチとユニフォームです。

 

5.令和3年度雫石町小中学校作品展並びに菊花展の開催について

質問なし

 

6.雫石町小・中連携交流会について

質問なし

 

7.第68回雫石町小・中学校音楽会について

質問なし

 

記者からの当日質問

Q:先月、前田隆雄前議長が3月17日の大人数での会食を隠していたなどとして議長職のみならず議員辞職をしましたが、そのことについて町長の受け止めは。
A:議会のことですのであまりコメントはしたくありませんが、やはり残念で遺憾だということだけですね。当局では県と同様に大人数の飲食を極力注意しながらということを言っていた最中でしたので。飲酒自体はそれほど制限されている時期ではなかったですが、本人が関わっていながら謝罪文を出したことが残念遺憾ということです。
Q:慣例として3月は議会の閉会日に町の幹部と議会との懇親会を例年やっていたのでしょうか。
A:懇親を深めるのも一つですし、定例会の検証反省も含めて町の中央公民館などでやっていました。3月は町の主催、9月は議会の主催という形で。これはおそらくどこの自治体でもやっていると思いますが。それがコロナが発生してからは止め、やらないという確約をしていたところに議会の一部で開催されたということです。
Q:3月17日の会食について、町長には議員からお誘いはあったのでしょうか。
A:ないです。その前から私の方から交流を中止していましたので。誘われたとしても行けないですし。
Q:加藤新議長になりましたが、町長の受け止めは。
A:あれだけ大きく取り上げられましたので、立て直しや町民からの信用を得るには相当の時間がかかるかと思いますが、起きてしまったことは起きてしまったこととして信頼回復に向け頑張っていただきたい。また町のイメージもある程度失墜していますのでその点も含めて頑張っていただきたい。

 

令和3年10月記者懇談会

 

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