公開日 2021年04月01日
更新日 2021年04月01日
全ての小中学生に1人1台のデジタル端末を配備する国の「GIGAスクール構想」に基づき、本町も各小中学校への端末導入を進め、その活用が令和3年度から本格始動します。
雫石町教育委員会は3月24~26日、授業で使用するタブレット型パソコンの取扱を学ぶ研修会を行いました。研修会は、各小中学校の教室で実施し、各校の教員を参加対象としました。参加した教員の前には、児童生徒が実際に手にする真新しいタブレット端末が準備され、教員はその操作と活用方法を学びました。
研修会の進行を務めた盛岡教育事務所の髙栁利幸 指導主事(本町教育委員会駐在)は、GIGAスクール構想の概要と端末導入により変わる授業内容などを説明しました。また、御所小学校の鈴木克哉 教諭は、学習支援サービス「デジタルドリル」を児童と一緒に取り組んだ結果を話し、児童の発想力豊かな端末の利用と学習の発展の可能性を各校の教員へ伝えました。
この他、参加した教員は、児童生徒の目線になって端末上の問題を解き、解答の進捗状況を端末上で把握しました。雫石町らしいICT教育の実現を目指し、1歩ずつ歩みを進めています。