雫石地区地域づくり会議「地域デザインカレッジ2020」を開催しました!

公開日 2020年12月04日

更新日 2020年12月04日

 11月26日(木)、町中央公民館において、雫石地区まちづくりネットワーク(区長経験者による有志)主催の地域運営に関する勉強会「地域デザインカレッジ2020」を開催しました。

 雫石地区まちづくりネットワークでは、自治や運営の勉強会が必要との認識からその勉強会を開催することとし、テーマとして「誰もが参加しやすい地域行事の始め方~若者の参画方法~」を選び、また、それに沿った講師として、新潟県村上市のNPO都岐沙羅パートナーズセンターの理事・事務局長である斎藤主税氏を招き開催しました。勉強会には、自治会関係者や行政区長、雫石地区の地域づくり会議メンバーや町役場の地域支援職員など30名が参加しました。

 斎藤氏からは、今本当に行事が必要とされているのかとの提起がなされました。「家族の規模が縮小し、働き方の多様化が進み、さらに支える世代の人数が今後減少するにも関わらず、行事や地域の運営は旧態依然であり、次世代には爆弾にしか見えないものを引き継ごうとしている。誰もが参加しやすい地域"行事"ではなく、若者の参画や多世代を巻き込んだ地域"事業"が必要であり、楽しみながら役に立つ(=地域事業)ことが必要。それには最初は小さな妄想からはじめ、そこから構想が生まれ、それを練っていきながらまずは小さなことからやってみることが大事。やってみるが実績となり、住民から反応があればそれが新たな地域での判断の物差しになっていく(判断基準が変わっていく)。」との説明がありました。

 斎藤氏の講演後、質問や感想、地域・自治会での困りごと、コロナ禍における地域活動への影響などをグループごとに共有しました。その中では、まずは地域事業について考えることや小さくやってみることから始めたいという意見や、イベントや行事の集約化を図りたいという意見がでました。

 今回のワークショップは、新型コロナウイルス感染症予防の観点から、参加者はマスクを着用の上、距離を取りながら話し合いを行う形式(新しいワークショップ形式)で開催しました。

 

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