令和2年10月26日定例記者懇談会を開催しました

公開日 2020年10月26日

更新日 2020年10月27日

令和2年10月26日 記者懇談会

発表事項要旨

1.雫石町プレミアム商品券の発売について

町は、地元消費の促進と地域経済の活性化を図るため、地方創生臨時交付金を活用し、町内の商店や飲食店などで使えるプレミアム付き商品券を発売します。
町民と町内の事業所に勤める方を対象に、500円券12枚つづりで6,000円分の商品券1セットを、5,000円で販売します。おひとり様6セット、30,000円までを購入限度とし、使用期間は12月1日から来年の2月28日までとなります。なお販売数は2万セットです。
先行申し込みは本日10月26日からで、往復はがきに必要事項を記入して雫石商工会あて送信し、引換券として返送される返信はがきと現金を雫石商工会に持参することで商品券が購入できます。購入希望数が販売数を上回った場合は抽選となります。先行申し込みが販売数に達しなかった場合は、12月7日(月)から雫石商工会窓口で直接お買い求めできます。
なお、商品券の取扱店は現在募集中で、決定し次第お知らせします。

 

2.令和2年度雫石町火災防御訓練について

11月8日(日)午前9時から、町内上町から高前田地域を会場に、火災防御訓練を実施します。
本町消防団では、有事に備えた実践力強化のため平成29年度より秋の全国火災予防運動期間に合わせ、火災防御訓練を実施しています。大規模火災に発展する恐れの高い火災の種類として林野火災と市街地火災があることから、平成29年度から林野火災を想定した防御訓練や市街地火災を想定した防御訓練を行ってきました。今年度につきましては、7月に生森山で実施した林野火災を想定した防御訓練に続き、住宅密集地における火災防御訓練を実施することとしたものです。
訓練では、新高前田住宅団地から出火した火災が、強風にあおられ林行政区のビューシティ雫石方面へ延焼拡大しながら飛び火するという想定で、消防団による実践的な訓練を計画しております。

 

3.高齢者世帯への住宅用警報器設置について

雫石町火災防御訓練に引き続き、11月8日(日)午前10時30分から、雫石町婦人消防協力隊による、高齢者世帯を対象とした住宅用火災報知器の設置を行います。
これは、住宅用火災報知器が未設置の高齢者世帯に対し、警報器の必要性と有効性を説くとともに、機器の取り付けを行い防火意識を高めてもらうことを目的に行われるものです。
盛岡西消防署雫石分署および雫石町消防団の協力のもと、雫石町婦人消防協力隊による東町行政区内の防火査察やチラシ配布を行った後、行政区内の70歳以上の高齢者世帯宅に火災報知器の設置を行います。

 

4.令和2年度雫石町健康づくり表彰式について

11月7日(土)午後1時30分より、中央公民館2階 大会議室において、「令和2年度雫石町健康づくり表彰式」を開催します。
この表彰は、雫石町健康づくり表彰規定に基づき、健康づくりに関する知識の普及を図ることを目的に開催するもので、昨年度は「雫石町健幸(けんこう)フェスティバル2019」において開催しましたが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、関係者だけでの開催とします。
式では、保健推進員功労者2名、健康づくりを実践している個人1名、8020(ハチマルニーマル)達成者16名、幼児期から現在に至るまで虫歯のない子として小学6年生18名、中学3年生4名の表彰が行われ、被表彰者にはそれぞれ賞状と記念品が贈呈されます。

 

5.第56回雫石町総合芸術祭について

町は、町民の皆さまの優れた芸術活動の成果を発表・展示し、広く芸術鑑賞の機会を提供するため、11月1日(日)から3日(火・祝)までの3日間、雫石町中央公民館を会場として、「第56回雫石町総合芸術祭」を開催します。
展示部門は、絵画、書道、手工芸、菊花展、小中学校作品や、岩手芸術祭で入選した町民の作品を展示します。
舞台部門は、11月3日(火・祝)、午前の部は10時から、午後の部は午後1時から行います。
新型コロナウイルス感染症対策を講じて開催することとしております。ご来場の際はマスクの着用をお願いします。
入場無料としておりますので、皆様のお越しをお待ちしております。

 

6.雫石町小・中連携交流会について

昨年度に続き、今年で2回目の開催となる雫石町小・中連携交流会を、11月4日(水)、雫石中学校で開催します。
この交流会は、町教育委員会が主催し、町立小学校に通う121名の6年生を参加対象としています。
交流会では、中学校教員による授業体験と雫石中学校2年生による部活動紹介を行うことで、参加児童が学校を越えた児童相互の交流を通じて、中学校生活への見通しと期待感を持ち、また安心して進学を迎えることを目的としています。
また、中学生にとっても、次年度学校づくりの先頭に立つという思いを持つきっかけとすることを狙いとしています。
当日は、午後1時35分から開会式が行われ、その後、児童は4クラスに分かれて授業を体験し、部活動見学を行う予定としています。

 

7.第67回雫石町小・中学校音楽会について

11月12日(木)午前9時30分から、雫石町中央公民館 野菊ホールにて、令和2年度 第67回雫石町小・中学校音楽会を開催します。
この音楽会は、町内小中学校の児童生徒が一同に会し、日常の音楽活動の成果を発表し合い、各校の交流を深めながら音楽の良さを感じ取る心豊かな子どもの育成を目指し、開催するものです。
当日は、盛岡市中央公民館 社会教育指導員の 洞口 保雄 先生を講師にお招きし、各校の演奏発表後、講評を頂く予定としております。

 

配布資料

・旧橋場小利活用事業「橋場の文化祭」の開催について
・町の主要行事予定表

 

発表事項への質疑応答

1.雫石町プレミアム商品券の発売について

Q:使える店舗数はどれぐらいになるでしょうか。
A:先週末で90店舗ぐらいの受付をしています。過去の実績も鑑みますと、最終的には140〜150店舗ぐらいを見込んでいます。業種としては飲食店やスーパー、生活用品、旅館やホテルからも申し込みが来ています。
Q:事業費はどれぐらいでしょうか。
A:2000万円分が町からのプレミアム分で、事務費として約200万円です。
Q:先行2次募集は先行1次募集と同じような形になるのでしょうか。
A:はい、往復はがきでの受付になります。それでも残った場合は12月7日から商工会窓口での販売となります。
Q:販売数が2万セットということで、前回の第1弾プレミアム商品券の時よりも増やしている印象がありますが、エンジョイパスポートも含めて人気だったことも含めて増やしたということでしょうか。
A:エンジョイパスポートとは性質が違うものですが、過去(平成20年ごろ)に販売したものが6000万円で、今回はその倍の1億2000万円分としています。

 

2.令和2年度雫石町火災防御訓練について

質問なし

 

3.高齢者世帯への住宅用警報器設置について

Q:この設置については毎年やっているものでしょうか。
A:設置ということでは初めてです。3月に東町行政区において火災で独居高齢者が亡くなる事案を受け、同行政区の火災警報器未設置の世帯を調査しながら、そこに設置することを通じて町内に啓発をしていきたいと考えています。
Q:何世帯に設置するのでしょうか。
A:民生委員さんに協力いただきながら調査をしておりますが、5世帯前後と把握しています。
Q:町内全体の設置率はどれぐらいでしょうか。
A:80〜90%と捉えています。
Q:特段高齢者世帯の住宅の設置率が低いからというわけではなく、3月の住宅火災の事例を受けてということでしょうか。
A:特にも今年の住宅火災2件いずれも高齢者宅ということもありましたので、このような形で進めることとしました。
Q:実際に設置もしながら啓発もしながらということですか。
A:未設置の住宅に設置し、併せて消防署の防火査察も行いながら行政区内での啓発を行うということです。
Q:住宅用火災報知機の設置は義務付けられていますが、未設置のところを調査したりしているのでしょうか。
A:詳しい調査はしていませんが、アンケート等取りながら消防署では把握をしています。
Q:設置は無料で行うのでしょうか。また、今後町内全部で同様にやるのでしょうか。
A:今回東町行政区で設置するものは無料で、町内の啓発につなげます。町内の全世帯に無料で設置というのは費用的にも公平性の観点からも難しいかと思われます。
Q:今回は啓発を兼ねて無料で、ということでよろしいでしょうか。
A:その通りです。

 

4.令和2年度雫石町健康づくり表彰式について

質問なし

 

5.第56回雫石町総合芸術祭について

Q:入場制限等は行うのでしょうか。
A:発熱のある人はご遠慮いただく旨記載したチラシを配布します。また、入場時の検温など感染症対策を講じます。
Q:新型コロナを受けて、催物の点で例年と異なるものはあるでしょうか。
A:これまで出演いただいていた中から今回は自重したいという方もいらっしゃいましたが、基本的には発表の場ということで部門としては従来通りの開催といたします。

 

6.雫石町小・中連携交流会について

質問なし

 

7.第67回雫石町小・中学校音楽会について

Q:飛沫感染対策は。
A:全体合唱をなしとし、出席者全員にマウスシールドを準備しました。また、金管演奏は七ツ森小学校で行うかもしれませんが、その際は距離を取るなどの配慮を行います。

 

配布資料についての質問

Q:橋場小の文化祭について、利活用事業としては初めてでしょうか。
A:初めての実施となります。
Q:橋場小学校おでんせ会というのは以前からありましたでしょうか。
A:地域の方々と話し合いを重ね、会を結成して文化祭を開催することとしました。
Q:この文化祭終了後も会としては存続していくのでしょうか。
A:そう把握しています。この会を中心に橋場小の利活用を検討していくことになると思います。
Q:この会は卒業生で作るものでしょうか。
A:地域住民で結成されています。

 

記者からの当日質問

Q:政府から年末年始の休暇延長について、経済団体に要請し、また自治体にも求める意向が示されました。これに関し、観光への期待はできるのですが、特に非常勤の給与の保障が難しいと思われます。制度の実施いかんも含め、所感と実施する際の懸念について伺います。
A:風潮としてコロナ禍の中ですので理解しなければならないなと。ただし住民サービスの観点からは、1月11日まで休暇というのは考えなければならない。非常勤や会計年度任用職員など、日当の職員は生活できなくなる事態も考えられます。また町民に対するイメージも良くない。説明がつけられない。交代でもある程度は行政は動かなければいけないと考えています。
Q:社会経済活動の維持継続を考えると、単純な休暇というのは理解できないと考えられますが。
A:疑問なのは、今休んだからといっても出かけられる状態でもない。出かけるところもない。家にいるということであれば経済活動への貢献にもならない。コロナをなんとかということであれば休んでいるのがいいですが、現実的に全員が11日まで休んでいるというのは難しいですよね。
Q:仮にやってみるということになった場合、隣接市町の対応を見ないとということもあるかと思いますが。
A:その通り、近隣市町村と同じ形でやるしかないかと思います。コロナ対策を徹底した上で、住民サービスを加味しながらやらないと。こういう時だからこそしっかりやらないといけないと思っています。

 

令和2年10月記者懇談会

 

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