公開日 2020年10月19日
更新日 2020年10月19日
雫石中学校の家庭部12名は、自分たちの手で栽培した野菜を加工し販売する6次産業化実習に取り組んでいます。
これまで家庭部は、育てたサツマイモをスイートポテトタルトに調理加工し、例年10月に開催される「しずくいし産業まつり」で販売をしていました。しかし、コロナ禍により今年は産業まつりが中止となり、また食品加工ができないことを受け、部員は11月1日(日)に開催される「元祖!しずくいし軽トラ市」に出店し、サツマイモを販売することを決めました。さらに、部員は「歳末助け合いチャリティーショー」の中止も踏まえ、サツマイモを赤い羽根共同募金寄付金付き商品として販売し、その収益金を寄付することとしました。
10月13日(火)には、6次産業化の知識を深め、また中学生と地域組織との連携、さらにはキャリア教育や産業教育の機会とすることを目的に、県の6次産業化を推進する食のプロフェショナルチームアドバイザー派遣事業を活用し、家庭部は講習会を行いました。
(株)マイルストーン、また岩手志援(株)両社の代表取締役である鈴木 勝美さんを講師にお招きし、部員は鈴木先生の話を真剣に聴きました。鈴木先生は「中学生が6次産業化に取り組むことは先進的だと思った。成功も失敗も共有して、成長してほしい」と激励し、産業の基本やパッケージの方法、宣伝の仕方などを部員へ説明しました。参加した部員は、マーケティングにおける重要なポイントを学び、部長の新屋 和さんは「伝わりやすい広告を作成する大切さを知った。みんなの思い出になるよう、最後まで取り組んでいきたい」と意気込みを述べました。
●これまでの家庭部の活動を鈴木先生に伝えました。 ●マーケティングのポイントを説明する鈴木先生
●記念撮影
●赤い羽根共同募金寄付金付き商品「中学いも」チラシ
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