令和2年9月25日定例記者懇談会を開催しました

公開日 2020年09月29日

更新日 2020年09月29日

令和2年9月25日 記者懇談会

発表事項要旨

1.旧大村小利活用事業「希望の学舎(まなびや) 山のふところ」収穫市の開催について

9月26日(土)と27日(日) の2日間、旧大村小学校を会場に、旧大村小学校利活用実行委員会の主催で「希望の学舎(まなびや) 山のふところ」収穫市を開催します。
昨年は5月から11月までの第2土曜日と日曜日に開催し、多数の来場者にお越しいただきました。しかし、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月から8月までの開催を見送っていたところです。
当日は、地元大村のとれたての野菜をはじめ、花、薪、木工品、民芸品、そして人気の焼き芋も販売する予定です。
開催時間は、両日午前9時から午後1時までとなります。
また、10月中旬にも秋のキノコ週間ということで、9日間の収穫市を開催する予定です。
なお、昨年は産直のほかに「月2食堂」ということで季節に合わせた食材を使用して料理を提供しておりましたが、今年は食堂の開設はしない予定です。
実行委員会では、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を徹底したうえで収穫市を開催いたしますので、ご来場の皆さまにも会場でのマスクの着用や手指の消毒にご協力をお願いいたします。
皆さまのご来場をお待ちしております。

 

2.日本郵便株式会社との包括的連携協定締結式について

雫石町と日本郵便株式会社は、郵便局のネットワークの活用を通じて、地域の活性化及び住民サービスの向上等に資することを目的として「包括的連携協定」を締結することとし、9月28日(月)午前10時から、役場3階305委員会室において協定締結式を行います。
この協定により、町は日本郵便株式会社及び町内の各郵便局と連携し、日常の高齢者や子どもの見守り活動、道路の損傷、不法投棄の情報提供などのほか、災害発生時の相互協力についてなど、双方の資源を活用した各分野における包括的な連携を行います。
当日は、雫石郵便局長の向井 德雄(むかい とくお)様をはじめとした日本郵便株式会社の皆さまと、私および若林副町長並びに関係課長が出席いたします。

 

3.第一生命保険株式会社盛岡支社との雫石町高齢者等見守り活動に関する協定の締結について

日本郵便株式会社との包括的連携に関する協定締結式に引き続き、9月28日(月)午前11時から、役場305号委員会室において、第一生命保険株式会社盛岡支社との雫石町高齢者等見守り活動に関する協定の締結式を行います。
高齢者などが、住み慣れた地域でいつまでも安心して自立した生活を営めるよう支援するとともに、町民の福祉の向上を図ることを目的に、第一生命保険株式会社盛岡支社が行っている生命保険業務中において、その業務の対象者(主に高齢者など)の日常生活において何らかの異変などを察知した際に町に連絡を行い、町は、その連絡を受け次第、関係機関と連携して対象者の安否を確認し、必要に応じた支援を行います。
締結式には、第一生命保険株式会社様からは盛岡支社長の高橋 博樹(たかはし ひろき)様、中央通営業オフィス長の小原 雄介(おばら ゆうすけ)様が、本町からは、私と、若林副町長が出席します。

 

4.町内小中学生への図書カード贈呈について

9月29日(火)午前8時20分から行われる雫石中学校の全校朝会において、猿子町長から町内小中学生全員に向けた図書カードの贈呈式を行います。場所は、雫石中学校の体育館です。
この図書カードの贈呈は、国の新型コロナウイルス感染症に対応するための地方創生臨時交付金を活用したもので、新型コロナウイルス感染症の影響により学校が休校措置になったことに伴う学習不足の補充に加えて、今後の流行拡大に備え、家庭で本とふれあう機会を作るなど、家庭学習を支援し、学習意欲の向上を図ることを目的としています。なお、贈呈する図書カードは児童生徒1人につき3千円分になります。

 

5.町立学校における給食での雫石牛の提供について

町教育委員会は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け消費が低迷している県産農畜産物の生産者を支援するため、岩手県が実施している事業「県産農林水産物学校給食提供緊急対策事業費補助」を活用し、本町のブランド牛である雫石牛を町立小中学校の給食で提供します。
雫石牛を使った給食は、9月29日(火)にハンバーグとして町立小学校で提供し、また、10月19日(月)には、牛丼として雫石中学校で提供します。
今月29日の12時30分頃には、猿子町長並びに若林副町長が御明神小学校を訪れ、児童とともに給食を味わう予定としています。
なお、本町の学校給食は各校で給食を作る自校式で、御明神小学校の調理室は、8月上旬に改修工事が完了し、この2学期からはリニューアルした調理室で作られた給食を提供しているところです。
今後も同事業を活用し、雫石牛や南部かしわ、ホタテを提供する予定としており、引き続き農家への支援と児童生徒の食育を深める契機にも繋げていきたいと考えます。

 

6.服部真二文化・スポーツ財団の町立学校への備品寄贈について

一般財団法人 服部真二文化・スポーツ財団より、学校備品としてスポーツカウンター6台の寄贈があり、10月2日(金)の午後1時30分より、町長室にて贈呈式が行われます。
寄贈の趣旨は、本町に盛岡セイコー工業株式会社が設立され今年で50周年を迎え、今では国内生産の主力工場として発展しており、今まで育てて頂いた雫石町への感謝の意を表すとともに、財団としてスポーツ教育を支援するものとのことです。
※服部真二文化・スポーツ財団は、セイコーホールディングス株式会社代表取締役会長兼グループCEOの服部真二氏が個人資産で設立した一般財団法人です。

 

配布資料

・町の主要行事予定表

 

発表事項への質疑応答

1.旧大村小利活用事業「希望の学舎(まなびや) 山のふところ」収穫市の開催について

Q:出店数など具体的に紹介できるものがあれば。また、10月の収穫祭について、日程は具体的に決まっていますか。
A:実行委員会が主体となって、地元の方々が産直を開催する形ですので具体的な出店数は申し上げられないところがあります。10月の収穫市については、キノコを主に盛り上げたいというところで、収穫状況などを考えながら開催したいです。おととい実行委員会の役員会で、10月の2週目または3週目、キノコがたくさん出た時に皆さんに販売したいということで日程を決めかねていたようですが、来週初めまでには日程を決定する見込みです。

 

2.日本郵便株式会社との包括的連携協定締結式について

Q:このような包括的な連携協定を町が締結するのは何例目でしょうか。
A:類似する協定については初めてです。これまでは災害時の連携協定が主でした。

 

3.第一生命保険株式会社盛岡支社との雫石町高齢者等見守り活動に関する協定の締結について

Q:高齢者見守り協定はこれまでどこと締結していますか。
A:当該協定については郵便局と締結済みです。

 

4.町内小中学生への図書カード贈呈について

Q:小中学生の児童生徒数は何人でしょうか。また、地方創生臨時交付金を活用した図書カード配布というのは他の自治体での例はあるでしょうか。
A:児童生徒数は1,070人になります。他自治体での事例は大阪府など全国的には4〜5例あります。県内では初めてです。

 

5.町立学校における給食での雫石牛の提供について

Q:給食での提供数は児童生徒数と教員数を合わせた数ということでしょうか。
A:その通りです。教職員および事務員などを加えた数となります。
Q:農家などの生産者の皆さんは同席しないのでしょうか。
A:御明神小学校の給食棟の新装を機に町長および副町長に声をかけたということで、生産者の同席はありません。

 

6.服部真二文化・スポーツ財団の町立学校への備品寄贈について

Q:現物は贈呈式の当日に見られますか。
A:はい。
Q:小中学校に1台ずつ贈呈ということでしょうか。
A:その通りです。

 

配布資料についての質問

Q:10月に御明神小学校の運動会の日程が入っていますが、御明神小学校での開催をもって今年度は町内の小学校全てで開催したということでよろしいでしょうか。
A:はい。また、雫石中学校でも10月10日に体育祭が開催されます。

記者からの当日質問

 

Q:9月定例会が終了し、猿子町長の町政運営に対し議員さんからは肯定的な声があったように思います。その点に対する総括と、特に沼返の14haについてこれまで厳しい指摘をしていた議員からの理解も得られたと思われますが、今後の見通しについて。
A:1年かけて全体像を見て、それから色々取りかかるという考え方でしたが、早めに手を打ったほうがいいなと。コロナが拡大したことで、結果的に早めに手を打っておかなければそのまま沼返も昇瀬橋も手をかけられず流れたと思います。1つでも解決方向に向かったので良かったと思います。沼返については高齢者向け住宅などの方向では行けない、計画だけがあって実情が見えない、そのような状況から撤退を判断しました。議会には12月定例会で説明しようと思っていますが、今後は町の負担なしで新会社での運営という方向性がいいと思っていて、来年度以降はその方向で動く感じです。ただ、メールのやりとり程度で新会社との打ち合わせがまだまだできない状況です。顔を合わせてやりとりしたいのですが、先日やっとそちらの社長さんが来て確認をとった程度で、今は担当課がメールでやり取りをしている段階です。なんとかうまくいくように町としても支援しないといけないと感じています。
Q:運営形態が違うかもしれませんが、紫波町のオガールなど、特別目的会社を作って採算も併せて独立して運営を担うという行政財産の利活用の形もありますが、町長のイメージとしてはそういう感じなのでしょうか。
A:実際はそういう感じですね。土地はあるのでまず利用してもらうと。そこに新会社になるか今の会社になるかは未定ですが、新会社になってもらったほうがいいのですけれども、その会社が雇用や住まいを担う、1つの小さなまちといった構想です。12月議会で説明しようと思っています。9月議会で公表したかったのですが先ほども述べた通り会えないですし、もう町民に対して失敗が許されないですから、慎重になって12月には構想を皆さんに公表したいです。
Q:基本、町から多額の拠出をする方法はとらない?
A:ないです。多額も少額もないです。

Q:先日の4連休の町内の観光施設の人の賑わいはいかがだったでしょうか。
A:久しぶりに、道の駅や小岩井農場、すごかったですね。道の駅は7月以来の1日200万円売り上げ。GoToトラベルキャンペーンが効いているわけではないと思いましたが相当入りましたね。今まで抑えていたものがこの4連休で爆発したという感じです。ただ、気にかかるのはまだ観光バスが動かない。個人の動きが多いなと。GoToトラベルはじめ様々な割引があって個人は動くが団体が動かない。冬あたりから動いてくれればいいですが。

Q:観光に関連してですが、エンジョイパスポートについて、前回のしずくいし旅行券に引き続き意図しないところで話題になってしまったと思われるのですが、町としては転売対策や販売店とのやりとりなど問題はなかったという認識でしょうか。
A:いろいろな評価を見た中で、これがまずかったという声は40数件。何をやってもお叱りは出るわけです。今回も冊数が足りないと言われた。こちらでも宣伝したが、全国放送に取り上げられて県外からも問い合わせが殺到しました。フリマサイトやオークションサイトなどで転売はされると思っていました。今は何をやってもそう。我々および委託事業者から削除要請はしたものの、何件か売買されてしまった。また一部書店の店員さんのケアレスミスで予約販売されてしまったり、コンビニエンスストアについても個人事業主さんが多く、こちらとしてしっかり対応はしたのですがどうにもならない部分もありました。それぐらいの金額が町内に落ちるわけですが、町内の人が買えないというお叱りもありました。
Q:完売ということで雫石町の人気の高さを示せたと思うのですが、今後冬に向けて同じような事業は考えていますか。
A:メインはスキー場のリフト券の助成がメインです。できるかはわかりませんが、エンジョイパスポートの町内版、金額は少ないですが、町内の人に改めて町内の施設をお知らせする目的で、高齢者向けに出せればいいなと思っています。

Q:4連休の小岩井農場では、関東圏のナンバーの車輌も結構見られました。盛岡では修学旅行で北海道や山形などから来ているようですが、雫石はどうでしょうか。
A:来ているようです。久々に観光バスを見ました。修学旅行は混まない平日に来ているようです。私が見たのは6〜7台の団体。土日以外に小岩井に行くと遊び放題なので平日を狙って来たのかなと。
Q:修学旅行での動きはありそうですか。
A:はい、そこから始まって、ホテルに泊まるようになると前に近づくのかなと。個人客よりもバスが動かないとダメですね。鶯宿温泉もバスが来ていない現状ですから。

 

9月記者懇談会

 

新バックパネル

今月の記者懇談会から、バックパネルが「虹の似合うまち 雫石町」をモチーフとしたデザインになりました。

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