森のしずく公園で献花・拝礼が行われました

公開日 2020年07月31日

更新日 2020年07月31日

49年前に雫石町上空で全日空機と自衛隊機が空中衝突した「雫石事故」が起きた7月30日、森のしずく公園で献花・拝礼(一般財団法人慰霊の森主催)が行われました。

今年は事故発生から49年目(五十回忌)にあたりますが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、例年ご参列いただいているご遺族や全日空関係者、富士市関係者への案内を行わず、財団法人関係者による献花・拝礼のみの形式で実施しました。

式典では理事長である猿子町長をはじめ法人関係者9人が慰霊碑と慰霊塔で献花・焼香を行い、空の安全を祈願。

猿子町長は「五十回忌という節目の年を富士市の皆さんをはじめ関係者と迎えられなかったのは残念。ここが皆さんに気軽に来ていただいて航空安全を祈っていただける場所になれば」と思いを述べました。

 

なお、来年の7月30日には、ご遺族・全日空関係者・富士市関係者等へご案内し「献花・拝礼式」を改めて開催する予定です。

 

町長献花 関係者による焼香

 


【雫石事故】

昭和46年7月30日に雫石町上空で発生した全日空機と自衛隊機による衝突事故。当時世界最大の航空機事故で犠牲になった162人の内、125人が静岡県富士市の方でした。

富士市と雫石町は、ご遺族とともに犠牲者の慰霊を通じ、また、小学生による両市町への相互訪問などにより長年交流を深めています。

 

【森のしずく公園】

全日空機墜落跡地を雫石町が「慰霊の森」として整備(昭和50年完成)。長年事故犠牲者の追悼の場としてきました。

事故から48年目となる令和元年、翌年に五十回忌を迎えるのを機に、追悼の場から空の安全を祈願する場として慰霊碑や慰霊塔などの改修などを行い、「森のしずく公園」と改称しました。

 

 

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