令和2年6月22日　記者懇談会

発表事項要旨

1.令和2年国勢調査 雫石町実施本部設置について

今年、100年目の節目を迎える「令和2年国勢調査」が実施されることに伴い、本町において令和2年6月15日に副町長を本部長とし、「令和2年国勢調査 雫石町実施本部」を設置いたしました。
令和2年10月1日を基準日として、全世帯を対象に調査が実施されますが、新型コロナウイルス感染防止対策として、回答方法を「インターネット回答」もしくは「郵送での提出」を積極的に推奨しながら、国勢調査の実施体制を整え、調査業務に万全を期したいと思います。
本町での周知方法としては、広報及びホームページに記事を掲載するほか、ポスターを各町内施設及び行政区掲示板などに掲示し、広く住民の方々へ周知したいと思います。

 

2.プレミアム付き観光旅行券について

町は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急経済対策の第2弾として、町内の宿泊事業者および観光施設などの事業者を支援するため、プレミアム付き観光旅行券事業を実施します。
この事業は、新型コロナの影響により減少した町内の観光需要を再び呼び起こすため、町内の宿泊施設や観光施設などを使用する県民の皆さんを対象に販売する旅行券10,000円分の半額の5,000円を町が助成するもので、販売予定数は2,000冊、7月上旬から しずくいし観光協会が販売します。使用できる期間は7月下旬から来年1月中旬までを予定しています。
ぜひこの機会に県民の皆さまに旅行券をお求めいただき、雫石町を訪れていただきたいと思います。

 

3.飲食店応援クーポン券について

プレミアム付き観光旅行券と同じく、町は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急経済対策として、「飲食店応援クーポン券事業」を実施します。
この事業は、新型コロナにより営業に大きな影響を受けた町内の飲食店の事業の継続を支援するため、町内の飲食店で使用できるプレミアム付きのクーポン券を発行するものです。このクーポン券は、町内のそれぞれの飲食店で販売し、購入した店舗限定で使用できるものです。利用者は6,000円分利用できるクーポン券を5,000円で購入して飲食の代金として使用でき、プレミアム分の1,000円については町が飲食店に交付します。
この事業により町内の飲食店の需要が再び高まることを期待しております。

 

4.「元祖！しずくいし軽トラ市」の開催について

新型コロナウイルス感染症の感染防止ため、5月、6月と開催を見送っていた「元祖！しずくいし軽トラ市」を7月12日（日）に開催します。
今回は、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策として、開会式等の当日イベントは中止しますが、例年同様、地元の農作物などを軽トラックにて販売いたします。
また、来場者へはマスク着用及び出入口での手指消毒を呼びかけ、実行委員会及び出店関係者には3日前からの検温を義務付けるなど、感染防止に努めながら開催いたしますので、皆さま方のご理解とご協力をお願いします。

 

 

配布資料

・町の主要行事予定表

 

発表事項への質疑応答

1.令和2年国勢調査 雫石町実施本部設置について

質問なし

 

2.プレミアム付き観光旅行券について

Q：対象施設は現時点でどれぐらいの数になっているのでしょうか。
A：事業委託先であるしずくいし観光協会と契約したばかりで、観光協会が募集をしている状況です。まだ具体的な数字はできていませんが、観光協会の会員となっていない施設も加わることが想定されます。
Q：予算規模はどれぐらいで、どのタイミングで計上されているのでしょうか。
A：6月補正予算で1,380万円を計上しました。
Q：新型コロナの影響で観光客はどれぐらい減少したのでしょうか。
A：4月時点の観光客の入込状況を見ると、宿泊客数については前年比で90%以上減です。

 

3.飲食店応援クーポン券について

Q：対象店舗数、予算を教えていただければ。
A：委託事業者さんと間も無く契約をする予定で、そこからチラシやクーポン券の印刷をし、併せて飲食店を募集します。7月上旬までにとりまとまった飲食店を第1弾として販売できるかなと考えます。6月補正予算で150万円を計上しました。

 

4.「元祖！しずくいし軽トラ市」の開催について

質問なし

 

配布資料についての質問

Q：7月1日の岩手山の山開きですが、今年の幹事はどちらでしょうか。
A：滝沢市が幹事となります
Q：新型コロナの状況下での山開きですが、例年と比較して変更した点などは。
A：安全祈願のみを各登山口、雫石町では御神坂登山口で行い、記念登山や山頂交歓会、交流会については中止とします。
Q：登山の自粛や禁止をするものではないということでいいでしょうか。
A：富士山は登山禁止という報道もありましたが、岩手山に関しては岩手県の自然保護課でも特段そのような判断はしていないということです。
Q：山開きの神事について、雫石町からはどれぐらいの人数が参加するのでしょうか。
A：主催は観光協会になるのですが、聞いているところによると玉串は4〜5人ぐらい、多くの団体を集める形です。
Q：町の山岳協会が登ったりしますか。
A：登りはしませんが協会長さんは神事に参加します。

 

 

記者からの当日質問

Q：新型コロナウイルス対策の第3弾の補助や給付は検討していますか。
A：国の2次補正の市町村配分もまだ示されていませんが、おおよその予測の中で各担当課を通じて要望を上げてもらっている段階です。第2弾までやってもまだまだ全てにわたっていないので、極力全てにわたるよう検討しています。
Q：今足りていないなという業種などはありますか。
A：雇用の関係。町内には大きい会社も何社かあるわけですが、雇用を継続してもらう事業を考えています。観光関係もまだ全てにわたって行き渡っているとは思わないので、予算的に許されるのであれば、プレミアム率を上げるとか、そういう形に持っていければと考えています。何よりも予算配分がありますのでそれを頭に入れながら、会社と雇用を守っていくことが一番の手立てかなと思っています。
Q：そうすると市町村配分が出てから第3弾発表という形になるのでしょうか。
A：そうですね。7月に臨時会を開いて議会の承認を得た上で発表という形になると思います。