令和2年5月25日定例記者懇談会を開催しました

公開日 2020年05月25日

更新日 2020年05月28日

令和2年5月25日 記者懇談会

発表事項要旨

1.小規模保育所「にじいろ保育園」の開園について

6月1日、雫石町初の小規模保育所「にじいろ保育園」が町内御明神地区に開園します。
町内の西山保育園を運営している雫石町社会福祉協議会が、町所有の建物を借り受けて開設する保育園で、入園対象は0歳から2歳児、定員は10人です。開園時の入園児童は0歳児1人の予定です。
この保育園の建物は、旧御明神診療所の医師住宅だった建物を、昨年実施した御明神小学校の改修工事の間、放課後児童クラブ用の施設として町が改修して使用していたもので、今回、さらに小規模保育所用に改修し再利用します。木造平屋建てで、延べ床面積は約111平方メートルです。
保育時間は午前7時15分から午後6時15分までで、保育士をはじめ職員5人で運営されます。入園申し込みは、健康子育て課子ども子育て支援室で随時受け付けており、翌月1日から入園できます。
待機児童が多い3歳未満児を対象とした保育園であり、待機児童解消の一手として期待しております。

 

2.国道46号線のフラワーロードについて

今年も6月上旬から町内の国道46号線雫石バイパス沿線約5.5キロメートルの両側歩道と、町役場までの町道にベゴニアを植えたプランター約1,000個が設置され、初夏の雫石町に彩りを添える「フラワーロード」を実施します。
この事業は、アルペンスキー世界大会開催決定を契機に平成2年から取り組んでいるもので、今年で31回目となります。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年実施している一斉植栽イベントは行いませんが、プランターに植えられているベコニアの苗はこれから徐々に成長して11月頃まで見頃を迎えます。

 

 

配布資料

・町の主要行事予定表

 

発表事項への質疑応答

1.小規模保育所「にじいろ保育園」の開園について

Q:町内の待機児童の状況を教えてください。
A:4月1日時点で、3歳未満児9名、3歳以上児5名の14名です。
Q:小規模保育所としては今回が初めてということでしょうか。
A:雫石町内では民間を含めても初めてです。

 

2.国道46号線のフラワーロードについて

Q:プランターの設置について、この日に皆さんに植栽してもらう取り組みなどは行うのでしょうか。
A:セレモニーは行いません。今日からNPOリヴァーパーク葛根田の皆さんが土作りを始め、プランターに植えて設置します。天気が良ければ6月3日からお披露目する予定です。

 

配布資料についての質問

質問なし

 

 

記者からの当日質問

Q:今年は7月30日の「雫石事故」に関する行事は行うのでしょうか。
A:小規模にやるという考えもありますが、おそらく延期になると思われます。静岡の皆さんや全日空の皆さんなどが来ることを勘案し、正式には理事会で協議して決定することとなりますが、私の考えとしては1年延期したい。五十回忌という一つの区切りとなるものですから、中途半端な区切りにはしたくないです。今年については大仕掛けではない形でのお参りはしたいと思っています。

Q:新型コロナに関して、全国的には緊急事態宣言の解除という流れにありますが、今後雫石町としてはどのようなところに力を注いでいきたいと考えているか、町長の考えをお伺いします。
A:雫石は観光と農業の町ですので、まずは町内に10ある源泉を閉ざさないよう、ホテルを中心に支援をしていきたい。農業関係では牛関係が疲弊してきていますので、今回は肥育牛を中心に手立てをしていきたいと思っています。今回の第2弾経済対策は観光・農業を中心に数は多いですが、第3弾もすぐ考えなければいけないと思っています。どう考えても1年で経済が元のように収まるような状況ではなく、インバウンドについても2〜3年かからないと戻らないでしょうから、観光や農業についてもずっと影響を受けていくと思われます。一方、牛の枝肉価格が若干上昇し、それと同時に今月の繁殖仔牛の価格も前月から上昇していますので、見極めながら手を打っていきたいと思っています。
Q:県や国からは色々なメニューが示されていますが、雫石ならではの、これをやりたいというものを、現時点で示せるものはありますか。
A:源泉を守るということはもちろん、温泉を使っていない旅館についても次の段階で手立てしたい。事業を継続していけるような形を。国の持続化給付金(注釈:事業者に最大200万円、個人事業主に最大100万円給付)についても、対象にならないと考えている事業主が多い。持続化給付金を町としては第1段階と考えているが、それを申請していないとなると話が違ってくるので、給付金の推進をしないといけないと考えています。
Q:国の持続化給付金の対象にならない事業者について、例えば滝沢市などであれば、対象にならないところでは自治体独自で給付しますというものを打ち出すところも出てきていますが、雫石町としてはそのあたりのお考えは。
A:国の給付金の対象とならない事業者については調査し、次の段階で拾っていかないといけないと考えています。金曜日の全員協議会に向け、詳細は調整しているところです。

 

5月記者懇談会

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