公開日 2020年04月24日
更新日 2020年04月24日
令和2年4月24日 記者懇談会
発表事項要旨
1.新型コロナウイルス感染拡大防止に関する雫石町長からのメッセージ
去る4月17日、新型コロナウイルスにかかる緊急事態宣言が全国のすべての都道府県に拡大されたことを受け、感染拡大防止のため町民一人ひとりに気を付けていただきたいことや、町営施設の休館をお知らせする「町長メッセージ」を発表いたしました。
マスコミの皆さまにもこのメッセージをお伝えしたく、この場を借りて改めて発信させていただきます。
2.新型コロナウイルス感染症に係る小中学校の臨時休校について
町では、4月22日の岩手県教育委員会教育長による新型コロナウイルス感染症に係る県立学校の4月29日から5月6日までの一斉臨時休校と市町村への同様の要請を受けて、町内小中学校についても4月29日から5月6日まで臨時休校とします。
なお、学校は臨時休校としますが、家で面倒を見ることができない子どもたちのために、学校を開放し、3密に留意しながら活動します。
スクールバスについても通常どおり運行します。
配布資料
・新型コロナウイルス感染症拡大防止に係る利用・解放・貸館休止施設一覧
・町の主要行事予定表
発表事項への質疑応答
1.新型コロナウイルス感染拡大防止に関する雫石町長からのメッセージ
Q:町民向けにはどのような形で周知を図っていましたか。
A:ホームページ、広報お知らせ版、広報無線、SNSで周知を行っています。
Q:広報は今月分でしょうか。
A:4月お知らせ版で周知しています。
Q:あちこちの自治体で、広報の仕方やお知らせの方法が弱くないかという声があります。ホームページに載せても高齢者の方が見られない、気がつかないという指摘をよく聞きますが、その辺りのお考えは。
A:広報紙で出すことで、メッセージだけではなくいろいろな情報が載っていて目に入ります。広報を読んで、危険だという意識を持ってもらえばありがたいです。
Q:他都道府県との往来をできるだけ避けるとあります。特に秋田との県境ということもありますが、流入を避ける手立てなど独自でやっていることやお考えは。
A:トイレがあるとどうしても集中してしまうので、極力閉めることとなりました。なお道の駅のトイレは閉鎖しません。それから気になるのは、コンビニでドアノブを触ることで感染拡大しているのではないかということです。町内にもコンビニがありますが、もちろん営業を止めろとも言えず気になるところです。
Q:ソロキャンプが流行しているようですが、町内でそのような人が増えているといった事例は。
A:道の駅に泊まっている人がいるという情報がありました。駐車場など気をつけないといけないです。道の駅のキャンプ場も本来ですと明日から営業の予定で予約もほぼ埋まっていましたが、キャンセルということで全員に連絡して中止にしました。
Q:山形県ですと高速道のパーキングエリアで県外からの客の熱を測るなど、実効性よりもアピールの方が大きい管理をしている例もありますが、そのような検討は。
A:そこまではやれませんね。いずれ車は少なくなると思います。やるとなると道の駅の駐車場に車を全部入れて測るような拘束的なものになるので、そこまではできないなと思います。
Q:観光も含め、町独自での財政的支援は検討されていますか。
A:今回は観光ばかりでなく、農業や商業全てに影響が出ていますので、どれか1つの部門に支援をするということは考えられない。県や国と一緒になってやるというスタンスで考えています。今日も県から、商店の家賃を半額にすることを一緒にやっていきましょうという話も来ています。観光だけ、農業だけなら手は打てますが、今回はすべての業種で長期化しそうなので、県や国と一緒になって、パフォーマンスにならないようにと考えています。
Q:八幡平市さんがやっているような利子補給も含めてでしょうか。
A:そうですね。利子補給は後でもできます。今はすべての様子を見ていかないと。農業関係についても、肉牛や肥育部門がガタガタで、花もゼロベース。この辺をどう手を打っていったらいいか。おそらく町独自で3〜4億を出したところで全部門となると少しずつに薄まってしまうので、県や国に頼っていかないといけないです。
2.新型コロナウイルス感染症に係る小中学校の臨時休校について
Q:実際に休校となる2日間に関して、家庭の事情で面倒を見られない子ども達は学校に来てもいいですよ、スクールバスも出しますよ、ということですね。
A:はい、そのような子どもたちを見ますよということです。
Q:学童保育の対応については。
A:午後からの開所ということになりますが通常通りに。七ツ森を除いて学童が学校と隣接しているので、午前は学校で受けて、午後から開く学童に教職員が責任持って送り届けるという形で。行き場のない子ども達を作らないように。
Q:連休が明ければ通常通りということでしょうか。
A:現段階の状況ではそうです。
配布資料についての質問
Q:5月1日に委嘱される地域おこし協力隊の方はどのような業務に携わるのでしょうか。
A:移住定住関連で1名委嘱します。
記者からの当日質問
Q:町有地14haのその後の進展状況は。
A:新しい構想に向けて、計画をしている事業者とやり取りをしています。コロナがなければもっと早く進んでいたのですが。
Q:この状況で進んでいないということでしょうか。
A:事業計画を相手方で詰めている段階です。9〜10月まではかかるかなという感じでちょっと遅れます。
Q:鴬宿の旧南畑小にできるトランポリン教室は、スポーツエリア構想の一環と捉えていいものでしょうか。
A:そうですね。利活用をしてもらうのが一番ですから。これもコロナでストップしているのですが、子どもも大人も健康づくりができるのではないかと思っています。それから合宿についても、昨年来ていただいた明治大学応援団から問い合わせが来ています。