雫石町指定文化財 民俗文化財(無形) 雫石裸参り

2020年4月27日

 雫石裸参り(しずくいしはだかまいり)

雫石裸参り.JPG

 

【所在地】
 

【所有者・管理者名】
  雫石裸参り実行委員会

【指定年月日】
  平成30(2018)年2月20日


【概要】

《裸参りの由来》

 江戸中期、雫石の広養寺と臨済寺の間に高嶋屋という大きな酒屋があり、また、大正時代に入っては大久保、和川と二軒の酒屋があった。酒屋の蔵廻りの若者たちが健康を祈願しての行事で、毎年厳寒の旧暦12月14日に実施され、お酒を呑んでから、足をそろえてゆっくり歩き、永昌寺の「あみだ様」にお参りした。昭和7年に両酒屋が営業を止めてから中断し、昭和12~13年ごろに青年会で再興したが、再び中断した。その後、昭和55年に雫石町青年団体連絡協議会により再興され、平成16年からは雫石裸参り実行委員会(平成16年~平成30年:雫石町裸参り実行委員会)が主催し、平成31年に復活第40回を数えた。

《現在の裸参り》

 歩行祈願者が毎年、自分たちの手で装束を作成するところから始まる。年明けから作業を始め、藁を打ち、縄を編み、力を合わせて「腰みの」「お守り」「横綱」と言われる装束を完成させる。当日、祈願者は身を清め、装束を身に着け、三社座神社においてお祓いを受ける。はさみを先頭に、お神酒、お供え、五穀と続き、提灯、「雫石町発展」「五穀豊穣」「家内安全」などが書かれたのぼりを持ち、三社座神社から永昌寺までの約1.2キロメートルを約2時間かけて歩く。永昌寺に到着した祈願者は、本堂で住職から般若心経を唱えてもらい、一年の無病息災、家内安全などの祈祷を受ける。三社座神社から永昌寺へ、神仏両方の奉納祈願は、雫石独自の風習である。

 

<主な公開機会>
・雫石裸参り(毎年1月第3日曜日〔小正月明けの最初の日曜日〕・三社座神社~永昌寺)