公開日 2020年02月17日
2月17日、雫石民芸社の階美榮子代表らが町役場を訪れ、階代表が製作した民芸品が岩手県立博物館に保管されることを猿子町長らに報告しました。
階代表が今回新たに作り上げた民芸品は約30点。県立博物館の依頼で「雫石あねっこのかすり」や「裂き織り」などを昭和25年頃当時の製法を用い、約2カ月間かけて手縫いなどで一つ一つ作られたそうです。
製作された民芸品は、3月頃から県立博物館に資料として保管されます。※展示はありません。
猿子町長は「雫石の歴史を表す民芸品が博物館に保管されるにあたり、大変貴重な機会をいただいた。今後も益々お元気で町の伝統をつないでください」と感謝を伝え、階代表は「世のため人のためにとの思いを込めて、当時の記憶をたどりながら製作に励みました」と述べました。