大規模盛土造成地マップ・変動予測調査

2021年11月8日

○はじめに

 阪神・淡路大震災や新潟県中越地震などにおいて、谷や沢を埋めた造成宅地又は傾斜地盤上に腹付けした大規模な造成宅地で、盛土と地山との境界面や盛土内部を滑り面とする盛土の地滑り的変動(滑動崩落)が生じ、崖崩れ又は土砂の流出による被害が発生しました。これを受け、国土交通省は平成18年に「宅地耐震化推進事業」を創設し、大規模盛土造成地の調査について推進を図るとともに、東日本大震災の被災実態に基づき滑動崩落対策推進ガイドラインを改訂、より一層の事業推進を図ることとしております。

 これらを踏まえ、雫石町においても町民の皆さまに大規模盛土造成地が身近に存在することを知っていただき、日頃から宅地や擁壁などの点検を行っていただくなど、災害の未然防止や被害の軽減に繋がるよう、防災意識を高めていただくことを目的として、大規模盛土造成地の調査を実施しました。

 

 

○大規模盛土造成地とは

 盛土造成地のうち、以下のいずれかの要件を満たすものを大規模盛土造成地といいます。

 

 谷埋め型大規模盛土造成地

  谷や沢を埋めたもので、盛土の面積が3,000平方メートル以上のもの

谷埋め型盛土図.png

  大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン P1-2 より

 

 腹付け型大規模盛土造成地

  盛土をする前の地盤面の水平面に対する角度が20度以上で、かつ、盛土の高さが5m以上のもの

腹付け型盛土図.png

  大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン P1-2 より

 

 

○大規模盛土造成地の滑動崩落とは

 地震時に造成宅地において、盛土全体又は大部分が、主として盛土底面部を滑り面として、旧地形に沿って流動、変動又は崩落する現象のことを滑動崩落と呼びます。

 

 

○大規模盛土造成地の抽出方法

 過去の開発許可申請書により大規模盛土造成地を抽出しました。

 

 

○雫石町大規模盛土造成地マップ(第1次スクリーニング計画)について

 令和2年2月に作成及び公表した雫石町大規模盛土造成地マップは、宅地造成前後の地形データ(地形図・航空写真等)を重ね合わせ、標高や地形の変化から盛土造成地の位置及び規模を示したものであり、このマップに記載の場所が必ずしも危険ということではありません。 

 雫石町大規模盛土造成地マップ(2万5千分の1)(PDF 3MB)

 

 

○変動予測調査(第2次スクリーニング計画)について

  第1次スクリーニング計画によって作成した雫石町大規模盛土造成地マップに記載の箇所について雫石町では、安全性を確認するため詳細な変動予測調査(第2次スクリーニング計画)を令和2年6月から10月にかけて実施しました。

  この結果、滑落防止事業を行う必要がないと判断しました。

フローチャート.pdf(276KB)

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電話:019-692-6406