三菱自動車と「災害時における電動車両等の支援に関する協定」を締結しました

公開日 2020年02月06日

 2月6日(木)、雫石町は、三菱自動車工業株式会社、岩手三菱自動車販売株式会社と「災害時における電動車両等の支援に関する協定」を締結しました。
 この協定は、雫石町内において地震や風水害等による大規模災害が発生した場合に、雫石町と三菱自動車及び販売会社が相互に連携し、円滑な災害応急対策を実施することを目的として、電動車両等の貸与について必要事項を定めるものです。
 具体的な協力業務の内容は、

 (1)電気自動車の貸与
 (2)プラグインハイブリッド車の貸与
 (3)自動車からの外部給電に必要な機器の借用・貸与

  となります。

 本協定の特徴は、車両は無償貸与、町としての費用負担は燃料代、電気代、そのほか消耗品等の実費となります。また、町が行う防災訓練などにも参加していただき有事に備えるとともに、平常時においては災害の発生時における電動車両の有用性を広く住民に知らしめ、三者がともに理解醸成に努めることとしています。

 協定締結にあたり、猿子町長は「近年、住民の生活を脅かす災害が増えている。大規模な停電などがあった際に大変心強く思う」と期待を寄せました。

 また、三菱自動車工業株式会社の廣田豊 国内ネットワーク開発部部長付は「昨年8月にスタートしたこの取り組みは、(雫石町を合わせて)岩手県内の市町村で11件目。2022年度までに全市町村と協定を結び、地域の安心安全に寄与していきたい」と話しました。

 続けて、岩手三菱自動車販売株式会社の佐藤東耕常務取締役は「本協定で貸与する車両は、動く発電機として携帯電話の充電や家電を使用することができる。有事の際には速やかに避難所等へ貸し出し、住民の力になりたい」と意気込みを述べました。

 協定式終了後は、町役場車庫で車両のデモンストレーションが行われました。

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