公開日 2020年01月20日
更新日 2020年01月20日
ドイツ料理教室・ドイツ文化講演会 開催
本町は平成30年4月にドイツ連邦共和国を相手国として、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会「復興『ありがとう』ホストタウン」に登録されたことに伴い、昨年から様々な機運醸成イベントを開催してまいりました。
その取り組みの一環として、ドイツの文化や食について知ってもらうため、1月11日(土)雫石町中央公民館にて『ドイツ料理教室』と『ドイツ文化講演会』を開催いたしました。
『ドイツ料理教室』
講師は昨年に引き続き、北海道札幌市でケータリングや食材の製造販売などを行っている会社「MaY」のマーカス・ボスシェフ(ドイツ出身)にお越しいただきました。
今回の料理教室は、2020年ドイツ訪問団ウェルカムパーティーでドイツ人が好む日本食の提供を目指して開催したもので、雫石町婦人会や食生活改善推進員連絡協議会、町栄養士、雫石小学校・中学校栄養教諭ら18名が参加しました。
メニューは、青じそ味噌風味の豚肉ロールフライや茄子の中華漬け、豆腐とハムの中華サラダ、じゃがいもと玉ねぎの味噌汁の4品を作り、食材には、㈱アークのロースハム(一関)や㈲ファーム菅久の銀河たんたん米(雫石)など、県内のGAP食材や町産の食材が使用されました。
冒頭にはマーカスシェフのデモンストレーションが実施され、参加者に調理のポイントやドイツ人が好む料理の特徴などの説明が行われました。食材の使い方や切り方の違いや、味噌汁には具材を多く入れないほうが好ましい、など具体的なアドバイスがされました。
マーカスシェフはとても日本語が堪能で、時々ジョークを交えながら説明し、気さくな雰囲気に参加者もとても楽しげに調理していました。
その後の試食会には、内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局 勝野企画・推進統括官やドイツ連邦共和国大使館ホーボルト広報文化専門官らも参加し、おいしい料理に舌鼓を打ちながら交流を深めました。
ドイツの食文化を説明するマーカスシェフ マーカスシェフのジョークに笑う参加者
デモンストレーションの様子 マーカスシェフの料理を試食する参加者
調理実習の様子① 調理実習の様子②
青じそ味噌風味の豚肉ロールフライ 茄子の中華漬け 豆腐とハムの中華サラダ じゃがいもと玉ねぎの味噌汁
試食会の様子① 試食会の様子②
試食会の様子③ 試食会の様子④
GAP食材のロースハム《㈱アーク(一関)》 GAP食材の銀河たんたん米《㈲ファーム菅久(雫石)》
『ドイツ文化講演会』
講師は昨年に引き続き、ドイツ連邦共和国大使館 広報文化専門官 ホーボルト・幸男氏をお迎えし、「ドイツ、灯台もと暗し ~ドイツの常識・非常識~」と題して講演会が開催されました。
雪が降るあいにくの天候でしたが、約90名が来館し、日本とドイツの類似点や相違点、歴史についての講演に興味深く聞き入っていました。
また、ドイツ文化や常識についてのクイズも出題され、正解者にはホーボルト氏よりドイツの地図や本などがプレゼントされました。
講演後の質疑応答では、ベルリンの壁や経済についての質問もされ、ドイツへの興味や理解がより一層深まりました。
講演中のホーボルト氏 参加者の様子
プレゼントを受け取りうれしそうな参加者 質問する参加者
集合写真