火元別初期消火のポイント

公開日 2020年01月14日

更新日 2020年01月15日

油なべ

 あわてて水をかけるのは厳禁です。

 (1)まず、ガスの元栓を閉める。

 (2)粉末消火器で油面を覆うように噴射する。

    消火器がない場合には、鍋にふたをして空気を遮断するか、濡れタオルなどで鍋全体を覆う。

 (3)いったん消化しても、完全に温度が下がるまでふたをしておく。

   

 油鍋火災

 

ストーブ

 (1)電気ストーブの場合は、コンセントを抜く。

 (2)消火器を火元に噴射する。

    消火器がない場合には、水に濡らした毛布や布などをかぶせるか、バケツで一気に水をかける。

 (3)火が消えた後も、天板の余熱からの再発火に注意。

電気ストーブ ストーブ火災 バケツ消火

 

ふすま、障子、カーテン

 天井に火が燃え移る際の通り道になります。急いで消火が必要です。

 (1)消火器で火元に噴射する。

   消火器がない場合には、バケツなどで水をかける。(水をかける際は、上から半円を描くようにかけると効果的です。)

 (2)天井に燃え広かる前に消火する。

 (3)間に合わなければ、ふすまや障子は蹴り倒し、カーテンはレールから引きちぎり足で踏み消す。

カーテン着火  たたき消す

 

衣類

 とにかくあわてないことが重要です。

 (1)床や地面に倒れて、転がりながら火を消します。

 (2)さらに水をかぶって完全に消火。

 (3)風呂場に近い場合は、湯船の残り水をかぶるか、湯船の中に飛び込む。

 (4)髪に火が付いた場合は、化繊以外の衣類やタオルなどを頭からかぶる。

衣類着火 

 

 

 

 

 

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