公開日 2020年01月14日
更新日 2020年01月14日
初期消火は火災発生から2分がカギ!
一般木造家屋の火災では、出火から2分前後で壁板や障子などに火が燃え移り、天井まで火が燃え移るのは2分30秒程度と言われています。
天井まで火が移ってしまえば初期消火は不可能。5分後には隣室に延焼、7分後には2階まで燃え広がり、全焼に至るまでには20分程度とされています。
初期消火の3原則
火災への対応は、「通報」「初期消火」「避難」の順に行動することが基本です。
早く知らせる(通報) |
・小さな火事でも一人で消そうとしないことが大事です。 ・「火事だ!」と大声で叫び、隣近所に助けを求めましょう。 ・ただちに119番通報してください。できれば近くの人に通報を頼み、自身は消火にあたってください。 |
早く消す(初期消火) |
・消火器や水だけでなく、座布団や毛布など手近な物を最大限に活用し消化しましょう。 ・火が天井まで燃え広がったら消化を諦め、避難が必要です。 |
早く逃げる(避難) |
・避難するときは、燃えている部屋の窓やドアを閉めて空気を遮断してください。 ・煙を吸い込まないように姿勢を低くし速やかに行動してください。 |
消火器の使い方
消火器の使い方は簡単です。つぎの3ステップを実践し速やかに消化しましょう。
1)安全ピンを上に引き抜く。
2)ホースの先端を火元に向ける。
3)レバーをにぎる。
粉末系消火器の噴射時間は10~20秒ほどです。そのため、十分に火元に近づき炎ではなく火の根元に噴射することが重要です。
お問い合わせ
防災課
TEL:019-692-6410