新年あけましておめでとうございます。
　令和２年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。旧年中は、町政に対し格別のご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。
　いよいよ東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される年を迎えました。日本人選手の活躍はもとより、復興「ありがとう」ホストタウンの登録を受けているドイツに対しましても町民の皆様に応援していただきたいと考えております。６月17日には、公募で選出された２名の町民の方が参加し、オリンピックの聖火リレーが本町をスタート地点として岩手県内を走り抜けます。
　また、観戦や観光で多くの外国人旅行客の方々がお見えになりますので、本町でもインバウンドの受け入れを強化してまいりたいと考えております。
　さて、本年は町政全般の今後８年間のまちづくりの指針となる、第三次雫石町総合計画基本構想及び前期基本計画の初年度となります。令和の時代を迎え、本町が新しいまちづくりへ向けて飛躍するため、５つの小学校区における地域づくりを行う「ふるさとしずくいし」再生プロジェクト、寿命100歳時代に向けた全世代の健康づくりと健康寿命の延伸を目指す「生涯健幸」推進プロジェクト、農林業・観光・商工業の連携強化による町内総生産額の向上を目指す「稼ぐチカラ」強化プロジェクトに重点をおき、全力で活力あるまちづくりに取り組んでまいります。
　結びに、関係各位のより一層のご支援、ご鞭撻をお願い申し上げますとともに、本年が皆様にとりまして幸多き年となりますよう心からご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。

2020年　元日　雫石町長　猿子恵久