令和元年12月23日定例記者懇談会を開催しました

公開日 2019年12月23日

更新日 2019年12月24日

令和元年12月23日 記者懇談会

発表事項要旨

1.ブランドロゴの決定について

シティプロモーションによる情報発信を町内外に向けて実施するため、ブランドロゴを作成しました。
本町では、平成30年度からシティプロモーションの取り組みを進めています。シティプロモーションとは、捉え方は多々ありますが、町民や町外の人に「自分たちのまち(地域自治体)をより広く知ってもらうための手段」です。
昨年度は、町や町民が大事にしてきたこと、これから大事にしたいことを表す言葉である「ブランドメッセージ」を、町民有志をはじめ、中学生、高校生も交えながら検討を進め、「虹の似合うまち 雫石町」に決定しました。
今年度は、ブランドメッセージ「虹の似合うまち 雫石町」を基調としたブランドロゴを作成しました。

ブランドロゴ
このブランドロゴを中心に、今後も皆さんのご協力をいただきながらシティプロモーションを展開し、町内外に向けて雫石町の魅力を発信していきますのでよろしくお願いします。

 

2.令和2年雫石町交通指導隊初点検式及び雫石町消防出初式について

1月5日(日)、雫石町役場前駐車場において、午前9時から雫石町交通指導隊初点検式を、続いて午前10時から雫石町消防出初式を開催します。
新年を迎え、交通指導隊、消防団、婦人消防協力隊が町民の安全確保のため決意を新たにし、雫石よしゃれ通り商店街を分列行進しますので、当日の取材につきましてよろしくお願いします。

 

3.ドイツ料理教室並びにドイツ文化講演会の開催について

1月11日(土)午前9時15分から、雫石町中央公民館調理室でドイツ料理教室を開催します。講師は、札幌市在住のドイツ人シェフ「マーカス・ボス」さんで、本年1月に開催したドイツ料理教室でも講師をお務めになられた方です。
今回の料理教室は、2020年にドイツ関係者が来町された際に、町民手作りによる日本料理の提供を目指して開催するもので、雫石町婦人会及び雫石町食生活改善推進委員協議会の会員の皆さまに受講していただきます。
また、同日の午後2時からは、ドイツ大使館職員を講師に迎え、雫石町中央公民館大会議室で「ドイツ文化講演会」を開催します。
講師は、ドイツ大使館の広報文化専門官であります「ホーボルト・幸夫(さちお)」様で、本年1月に引き続き講師を引き受けてくださいました。
本町は平成30年4月に、ドイツを相手国として東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の「復興ありがとうホストタウン」に登録となっていることから、両事業は、ドイツのさまざまな文化を学ぶとともに、大会の機運醸成を図ることを目的として開催するものです。
当日の取材につきましてもどうかご対応をよろしくお願いします。

 

4.令和2年雫石町成人式について

1月12日(日)午前10時30分から、令和2年雫石町成人式を雫石町中央公民館野菊ホールで行います。
今回の新成人は男性97名、女性95名の計192名です。
今年度も、昨年度と同様に、新成人の式への自主的かつ積極的な参画を期し、実行委員を公募しました。
今年度の実行委員は18人で、式典における受付、司会進行ならびに記念品受領などを担当するほか、30分程度の実行委員会企画枠の内容についての企画立案と運営を行うこととしており、現在その準備を進めています。
当日の取材につきましてもご対応をよろしくお願いします。

 

 

配布資料

・令和2年復活第41回雫石裸参り 実施要項

・町の主要行事予定表

 

 

発表事項への質疑応答

1.ブランドロゴの決定について

Q:ロゴの特徴やポイントについて教えてください。また、このロゴはどなたが作成してどのような過程を経て決まったものでしょうか。

A:デザインは、昨年度決定したブランドメッセージ「虹の似合うまち 雫石町」のイメージである、雨上がりの岩手山や雫石川の清流、桜並木を表したものとなっています。ロゴの決定経緯につきましては、ブランドメッセージ案を作っていただいたクリエイティブディレクターの田中淳一(たなか じゅんいち)さんに7つのロゴ案を作っていただいて、中学生や高校生、役場職員のワークショップなどを数回開催して意見をいただき、修正・投票を経てこのロゴに決定したところです。

Q:新ロゴを今後具体的にどんなものに活用していきますか。

A:バックパネルを新ロゴを用いたものにする他、職員の名刺、観光パンフレット、クリアファイル、町のHPやSNSでの情報発信に使っていきたいと考えています。また様々な町の事業においても使っていきたいと考えています。

Q:現行のロゴはどのようにするのか。

A:現行ロゴについては直ちに廃止せず、切り替えられるものについて順次移行し、ゆくゆくは新ロゴに一本化するという形です。

Q:町長として改めて新ロゴの感想や活用についての意気込みを。

A:非常に良いと思いました。雫石に長年住んでいて、気が付いたことはなかったですが確かに虹が多く出ます。岩手山から小岩井に架かる虹がすごく綺麗に感じていて、そこにたまたまこのロゴがストンと入ってきたという感じです。もちろん毎日虹が出るわけではないですが、このブランドメッセージとブランドロゴでイメージ戦略として、観光PRなり町のPRなりをしていきたいです。

Q:シティプロモーション自体が今どこの自治体も力を入れている中で、雫石町として今後どう差別化を図りPRをしていきたいと考えていますか。

A:小岩井農場のイメージだとか、秋田駒ヶ岳や岩手山に架かる虹のイメージだとか、そういったもので戦略的に進めていきたい。観光面ばかりでなく、例えば農産物にも使えると思いますので、各部門で戦略的に使っていけば面白いと感じています。

 

2.令和2年雫石町交通指導隊初点検式及び雫石町消防出初式について

Q:参加者はどれぐらいになるのでしょうか。

A:初点検式は交通指導隊約20名です。出初式は雫石町消防団約250名と婦人消防協力隊約30名の出動で行われます。

 

3.ドイツ料理教室並びにドイツ文化講演会の開催について

Q:オリンピックも間近となりましたが、ドイツとの復興ありがとうホストタウンの関係を活かして今後どのように進めていきたいですか。また、これと併せて取り組みたいことがあれば。

A:昨年、東日本大震災におけるドイツからの支援への感謝の気持ちを伝えるということで中高生にポスターを作ってもらい、ドイツにそれを届けたということは1つの形としての成果だと思っています。毎年ドイツの学生の皆さんが来町されますので、その際に地元のお母さん方が手作り料理でおもてなしをするということで今回ドイツ料理教室を開催しますし、また、交流のあるドイツの都市から水泳でオリンピック選手が出るかもしれないという現状で、出場した際には大会後にこちらに来てもらって子どもたちと交流などできれば良いなと考えています。流動的な部分はありますが、思いとしてはそのような形で繋げていきたいです。

Q:料理教室と文化講演会の受講対象者は。

A:料理教室はスペースの関係で婦人会と食生活改善推進委員協議会の方のみを対象にしています。文化講演会は大会議室で行いますので多くの方に聴講してもらいたいです。町民以外の方も対象としております。

 

4.令和2年雫石町成人式について

Q:新成人の数は昨年に比べて増えているのでしょうか。

A:昨年は対象者は160人ですので増えています。雫石中の卒業生だけでなく転入した方も対象となりますので、転入者が増えたという部分もあろうかと思われます。

Q:実行委員形式というのはいつからやっているのでしょうか。

A:平成28年からで、5年目になります。

 

配布資料についての質問

Q:裸参りの事務局はどちらですか。

A:今年度は雫石公民館と御明神公民館に従事している職員が事務を担っています。

Q:祈願者の募集はされているのでしょうか。

A:先月の記者懇談会で紹介したチラシなどで募集しています。

 

記者からの当日質問

Q:今年一年を振り返って、町の課題やそれを踏まえての来年の抱負を。

A:就任して1年少々になりますが、町の課題について大きいものが多くありました。七ツ森14haや昇瀬橋(のぼせばし)、御明神小学校の改築、道の駅の改革、この1年間でいろんな方々のお力を借りて方向性が見えて来ました。来年はこの方向性を確実にして実行に移すということを今思っています。また同時に課題解決だけではなく、小学校の環境整備や、地域包括ケアシステムはじめ訪問看護の充実を実行に移していくことを考えています。

Q:今お話いただいた大きな課題について、改めてそれぞれお話いただけますか。

A:七ツ森14haについても、正式ではありませんが方向性を見出しているところです。今年度中にはその方向性を示したいと思っています。昇瀬橋についても長年の懸案でありましたが、県や国への相談の上で、まだしっかりしたものではありませんが前へ進めるような目処がついたかなという、これも来年には発表できるかなと。これも決定事項ではありませんが。それから御明神小学校の改修が来年2月から3月に終わりますので、卒業式は改修後の御明神小学校校舎でできそうな目処がついています。ただ第2期の、給食棟の改修や中庭の安全面の配慮が来年度にはあります。それから道の駅の改革については、筆頭株主として相当やったつもりです。細かく口も出しましたし。3月の決算では黒字になる見込みですが、冬季は客数減となりますので気を緩めないで、新規的なものを取り入れながら必ず黒字にするという意気込みでやっております。訪問看護事業については現状、NPOが撤退するということで、事業を引き継いでいく団体を私と副町長が中に入って、代表ではありませんがやっていくと。独居の人など年々需要が増えていますので特にもこれから重要視して、末端の方々まで看ていかなければという思いで来年必ずやります。まだまだ課題は数え切れないほどありますが、今まで引き継いで来た大きな点については来年度には発表できるかなと思っています。

 

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