公開日 2019年11月25日
更新日 2019年12月03日
11月25日(月)、雫石中学校で「WEラブ赤ちゃんプロジェクト ウーマンエキサイト×雫石町」缶バッチ配布式が行われました。
この式は、雫石町が昨年行った子育て応援宣言「子育てが楽しくなるまち 雫石」の活動の一環で、公共の場で泣き止まず慌てている赤ちゃんのお父さんやお母さんに対し「その泣き声、私は気にしませんよ」という気持ちを表す「泣いてもいいよ!」というメッセージをあしらった缶バッジを作成し、9月に福祉体験学習として保育園や幼稚園で保育体験を行った雫石中学校3年生133人に雫石中学校の大倉徹校長を通じ配布したものです。
式では、雫石町地域おこし協力隊(子育てコンシェルジュ)の猪又優香さんから、「雫石町全体で子育てをする雰囲気を作っていきたいです。人の温かさを伝えられるよう、赤ちゃんが泣いていてもみんながにこやかに、このような活動を通じて子育て世代だけでなく雫石町全体が明るくなれば」との思いを込めて大倉校長へ缶バッジを贈りました。
バッジを受け取った大倉校長は「生徒たちも福祉体験学習を通じて子どもと接する楽しさを学んでいました。小さい子どもや赤ちゃんが泣いたり困ったりしていても周りの大人が助けてくれる、自分たちを含めてそのような気持ちで関わっていきたい。今回バッジを交付する3年生だけでなく、1、2年生にも、このような取り組みを進んでやっていますと伝え、将来生徒たちが大人になり子育てをするときにも、このような活動やそのような気持ちの必要性を感じてもらえれば」と語っていました。
この活動が広がって、バスや電車など公共の場でこのバッジを身につけた人たちが増え、子育て中のお父さんお母さんに少しでも安心してもらえますように。
▲猪又隊員から大倉校長へバッジが交付されました
▲配布されたバッジ。「泣いてもいいよ!」というメッセージがプリントされています
雫石町の「子育て応援宣言」と「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」について
町は、昨年3月、「大変だけど今しかできない子育てを少しでも楽に、楽しくしてほしい」という思いで、「子育てが楽しくなるまち、雫石」をテーマに「子育て応援宣言」を行いました。この宣言に併せ、昨年5月、インターネットサービスを提供するエキサイト株式会社のウェブメディア「ウーマンエキサイト」で展開する、社会全体で赤ちゃんの泣き声を見守っていこうとする「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」に賛同しました。
このプロジェクトは、意思表示がままならない1歳前後の小さな赤ちゃんが公共の場で泣きやまず慌てているお父さんやお母さんに対し、「その泣き声、私は気にしませんよ」という思いを可視化することで、お父さんやお母さんの気持ちが少しでも楽になればという思いから始まったもので、「安心して子どもを産み育てられるまちづくり」を目指している本町も、このプロジェクトが掲げる「子育てしやすい社会をつくる」というビジョンに共感し、子育てを応援する活動の一環として賛同したものです。
昨年は、町広報への掲載やプロジェクトステッカーの配布による周知を図り、今年は「WEラブ赤ちゃんプロジェクト ウーマンエキサイト×雫石町コラボ缶バッチ」を作成し、今回のように福祉体験学習を行った中学生へ配布したり、雫石町健康センターや町役場子ども子育て支援課でも一般配布しています。また、趣旨に賛同する町内の飲食店などでポスターを掲示していただき、町全体で子育てにやさしい環境づくりを展開しています。
▲町健康センター内の健康推進課で配布している缶バッジ
<↓ウーマンエキサイト WEラブ赤ちゃんプロジェクト のサイトはこちら↓>