雫石町防災アドバイザーに委嘱状を交付

公開日 2019年11月06日

更新日 2019年11月06日

 11月6日(水)、町役場で雫石町防災アドバイザー委嘱状交付式が行われ、齊藤徳美さんと小原千里さんに委嘱状を交付しました。

 猿子町長は「お二人には、2013年の豪雨災害や1998年の岩手山噴火危機と言われたときから大変お世話になっている。これまで以上の災害を想定して防災力強化を図るため、ご指導をいただきたい」と話しました。

 齊藤さんは「地域の人命を守るため、率直な意見交換、助言をしていきたい」と述べ、小原さんは「町職員時代から防災に長く向き合ってきた。経験、知見をアドバイザーとして生かしたい」と意気込みました。

◆雫石町防災アドバイザーについて

 近年、自然災害の発生が頻発するとともに、その被害の規模が大きくなってきています。本町でも、2013年年8月に豪雨災害が発生しました。

 こういった、いつどこで起こるかもわからない自然災害から町民の生命財産を守り、町の防災体制と危機管理体制の対応力の向上を図るために、「雫石町防災アドバイザー」を設置しました。

 活動内容は、平常時は、住民や職員に対する研修会、説明会の講師や町が実施する防災活動への助言。有事の際は、町災害警戒本部や災害対策本部への助言を行います。

◆齊藤徳美氏について

 秋田県出身。東北大学工学部資源工学科を卒業後、岩手大学工学部助手、助教授、教授、理事・副学長、放送大学岩手学習センター所長等を歴任。

 1998年の岩手山噴火危機には、岩手山火山活動対策検討会などの座長として対応に尽力。現在は、岩手県の火山活動に関する検討会座長などを務める。

◆小原千里氏について

 雫石町出身。元町職員。

 町職員時代から岩手山や秋田駒ヶ岳の現地調査を実施。そのデータは、県や気象台の火山防災に役立っている。現在は、岩手県地域防災サポーターも務める。
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雫石町防災アドバイザーに委嘱された齊藤さん(左から2番目)と小原さん(同3番目)

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