令和元年10月28日定例記者懇談会を開催しました

公開日 2019年10月28日

更新日 2019年10月28日

令和元年10月28日 記者懇談会

発表事項要旨

1.雫石町火災防御訓練について

11月10日(日)午前7時45分から、町内下町から駅前行政区および周辺市街地を会場に、火災防御訓練を実施します。

本町消防団では、有事に備えた実践力強化のため平成29年度より秋の全国火災予防運動期間に合わせ、火災防御訓練を実施しております。大規模火災に発展する恐れの高い火災の種類として林野火災と市街地火災があることから、おととし平成29年度は林野火災を想定した防御訓練、昨年平成30年度は市街地火災を想定した防御訓練を行ってきました。今年度につきましては、本町において昭和26年5月に雫石駅前から下町にかけて259棟が焼失する雫石大火が発生していることや、平成28年に発生した新潟県糸魚川市の市街地火災などを踏まえ、昨年に続き住宅密集地における火災防御訓練を実施することとしました。

訓練では、雫石駅前から出火した火災が、強風にあおられ下町方面へ延焼拡大しながら飛び火するという、まさに雫石大火と同じ状況を想定し、消防団による実践的な訓練を計画しておりますので、当日の取材につきましてもよろしくお願いいたします。

 

2.第55回雫石町総合芸術祭について

11月2日(土)から4日(月・休)にかけて、雫石町中央公民館において「第55回雫石町総合芸術祭」を開催します。

雫石町では毎年、町民の皆さんの優れた芸術文化活動の成果を展示・発表し、広く芸術鑑賞の機会を提供する場として、総合芸術祭を開催しています。

展示部門では絵画、書道、手工芸部門などに加え、小中学校の作品や、岩手芸術祭で入選された町民の作品も展示します。

また、在京町友会の皆さんの展示も継続し、故郷を離れ、各地でご活躍されている方々の作品も鑑賞できます。

舞台部門は、3日(日・祝)の10時30分から午前の部、13時から午後の部を開演し、筝曲、洋舞、小学校の創作太鼓など、さまざまなプログラムを用意しての皆さまのご鑑賞をお待ちしております。

また、2日と3日は茶席を設け、抹茶とお菓子のお振舞いも行います。

入場無料となっておりますので、各部門の充実した発表をぜひご覧ください。

 

3.雫石町小・中連携交流会について

11月6日(水)の午後1時20分から、雫石中学校にて「小・中連携交流会」が行われます。

これまでは「小・小連携交流会」という名で、雫石中学校入学前に雫石町の5つの小学校の6年生が互いに交流して連携を図ってきました。そうすることで、6年生が「お互いを知り合い」、さらに「それぞれが集団との関わりや社会性について、学び体感する」ことができるよう取り組んできました。

今年度からは事業名と内容を変え、小学生が中学校生活への見通しと期待感を持ち、安心して中学校進学を迎えられるような交流会に位置付け、会場である雫石中学校にて、中学校の授業の体験や、学校活動の紹介、その参観などを主な内容として行います。

 

4.第66回雫石町小・中学校音楽会について

11月15日(金)の午前9時30分から、雫石町中央公民館野菊ホールにて、第66回雫石町小・中学校音楽会が開催されます。

町内小中学校の児童生徒が一堂に会し、日常の音楽活動の成果を発表し合います。

各校で交流を深めながら音楽の良さを感じとる心豊かな子どもの育成を願い、主題を「音楽のよさを素直に受けとめ、よりよい表現をしようとする子どもの育成をめざして」と設定しました。合唱だけではなく小学校1校による金管演奏、中学校による吹奏楽の演奏も見所となりますので、当日のご観覧および取材につきましてもよろしくお願いします。

 

5.第62回雫石町無形文化財芸能祭について

11月23日(土・祝)午前9時から、雫石町中央公民館野菊ホールで「第62回雫石町無形文化財芸能祭」を開催します。

この芸能祭は、雫石町に伝承されてきた郷土芸能や無形民俗文化財の保存活動を支援し、後世に伝えていくことを目的に、毎年11月23日の勤労感謝の日に開催しており、今年で62年目になります。

今年も、午前9時から、町の指定文化財をはじめ、神楽や雫石よしゃれ、さんさ踊りなどの25演目を12団体で演じます。

入場無料となっておりますので、ぜひご覧ください。

 

 

配布資料

・町の主要行事予定表

 

 

発表事項への質疑応答

1.雫石町火災防御訓練について

 質疑なし

2.第55回雫石町総合芸術祭について

 質疑なし

3.雫石町小・中連携交流会について

Q:小学校は5校全校参加ですか。

A:5校全校参加します。雫石中学校に5校の6年生が集まって、小学生同士の交流会や、中学校1年生に向けての模擬授業を行います。小学校が5校になり規模もある程度まとまったので、今年度からは中学校のガイダンスという意味も持たせて、交流会などを行います。

4.第66回雫石町小・中学校音楽会について

Q:具体的な内容は。

A:小中学校の合唱が主ですが、七ツ森小学校の5・6年生が全員で伝統的にやっている金管楽器や、雫石中学校の吹奏楽も行います。

Q:講師の方がいらっしゃるようですが、その位置付けは。

A:今後のより良い音楽活動のために助言をいただく先生ということになります。

 

5.第62回雫石町無形文化財芸能祭について

 質疑なし

 

配布資料についての質問

 質疑なし

 

記者からの当日質問

Q:町長就任から1年たち、町政課題等見えてきたと思われますが、所感を。

A:議長をやっていたせいか、行政的なことに対して特別に何かということもないです。大きい課題が数個あり、それにこの1年間、副町長・教育長・課長のいろんなご意見をいただきながら取り組みましたし、国や県への陳情をやってきた成果がこれから出るのではないかと思っています。 自分の中ではこれらの大きな課題の解決策はだいぶ見えてきていると思っています。2年目で全て解決はできませんが、結論づけるような活動に入りたい。それを3、4年目で実行に移し、1期目で大きな課題を終われればいいと思っています。ただ、そのような大きい課題もそうですが、今般の大雨災害でも千葉県や長野県などに被害が出ており、また国も「国土強靭化」をうたって予算措置をしていることから、国と同様にこの町の「町内強靭化」というものを考えていかなければならないと、これが自分の中で一番大きい課題になってきています。町内を流れる河川が私の見立てではここ20年で40〜50センチほど砂利が堆積しており、仮に今般の災害級の大雨が岩手山に降ったとすれば町内が相当な大きなダメージを受けると見ています。国会議員などいろいろなところに働きかけ、その結果若干ですが手伝ってくれるという話も来ておりますし、今後、「町内強靭化」をなんとか少しでも進めたいなと思っています。

Q:「大きな課題が数個」という話がありましたが具体的には。

A:七ツ森14haもそうですし、昇瀬橋、小学校統廃合による児童の環境についてはだいたい目処が立ったと。しかしながら残った校舎について、活用計画は出ているのですが、それを実行に移すにあたって役場だけでなく全町的に検討して、1つでも多く進めたいです。

Q:次期総合計画などにも反映されるのでしょうか。

A:そうですね。総合計画にも入れながら。私は民間出身ですから、投資した分は必ず回収するという格好で持っていきたいと思っています。

 

Q:台風19号の町内の被害について改めて情報提供いただければ。

A:人的な被害はございません。建物については住家の屋根剥離等の一部損壊が5件、非住家(小屋等)の被害が3件。小岩井関連の重要文化財の屋根に一部損壊がありました。その他、農業施設の被害が9件、長山地区を中心に翌日にかけて200軒ほど停電被害がありました。また「避難準備・高齢者等避難開始」を発令し町営体育館に避難所を設置したところ、最大で14世帯15人が避難してきました。

Q:浸水被害等は。

A:浸水被害等はありませんでした。

Q:被害額は。

A:報告時点では1081万5千円です。その後調査が進んでいるので最新の被害額は担当課に確認していただければと思います。

Q:今回の台風・大雨災害の被災地、雫石町の場合は千葉県の富里市や高知県の安芸市と災害連携協定を結んでいますが、支援の取組などの予定は。

A:安芸市については今回の災害では被害がありません。富里市については9月の台風15号の際に協定に基づき給水袋の支援の申し出があり、当町から1000セット支援したところです。台風19号や先週の大雨でも冠水したということですので、被害状況がまとまってくればできる支援をしていきたいと考えています。

Q:社会福祉協議会などと連携したボランティア募集などの人的支援については。

A:社会福祉協議会のボランティアについては昨日、普代村にボランティアバスが1台。25名が参加しました。また、山田町から11月1日から2月まで職員派遣の要請を受け、派遣することにしました。

Q:職員派遣については何名でしょうか。

A:今回は1名です。本町ではすでに大槌町と岩泉町に1名ずつ派遣しているものですから。町村会から何とかお願いしたいということを受け、山田町への派遣を決定しています。

 

10月記者懇談会

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