令和元年8月22日定例記者懇談会を開催しました

公開日 2019年08月23日

更新日 2019年08月23日

令和元年8月22日 記者懇談会

発表事項要旨

1.雫石町戦没者追悼式について

8月23日(金)午前10時から、戦争によって、かけがえのない命を亡くされた戦没者の霊をなぐさめるとともに、世界の恒久平和を願うため、町中央公民館大会議室において雫石町戦没者追悼式を開催します。

式典は無宗教・献花方式で行い、戦没者遺族や関係者のほか、どなたでも参列できます。

また、式典終了後、雫石町遺族連合会および雫石町共催の講演会を実施いたします。一関地区遺族会 副会長 槻山 勝宏(つきやま かつひろ)氏を講師に「慰霊巡拝と私の考える平和」と題し、お話をいただく予定です。この講演会にも、どなたでも参加できます。

 

2.令和元年度雫石町総合防災訓練について

9月1日(日) 午前8時から、雫石地区を会場に、町の総合防災訓練を行います。

今年の防災訓練は、大雨・地震災害を複合的に想定し、消防や雫石地区自主防災会などの防災関係機関や団体と連携して実施するほか、七ツ森小学校も訓練に参加します。

訓練の主要な時程は、雫石町総合運動公園で午前8時から、避難広報訓練、避難訓練、避難誘導訓練、避難所開設運営訓練、倒壊建物救出訓練、負傷者搬送訓練、初期消火訓練、現場救護所開設訓練、炊き出し訓練、救命講習、ドローン活用訓練、孤立者救出訓練などの各種訓練を予定しています。

特にも、注目の訓練として、9時から地震体験訓練、10時20分からドローンを活用した訓練、10時40分からは防災ヘリコプターを使用した孤立者救出訓練を予定しています。

併せて、災害協定締結事業者の機材展示も行います。

 

3.令和元年度生活支援・介護予防講演会について

9月14日(土)午後1時から、町中央公民館大会議室を会場に、「生活支援・介護予防講演会」を開催します。

当町は、高齢化率が36%を超え、要介護リスクが高くなる後期高齢者の人口も増加しています。しかしその一方で、支え手となる人口は減少していきます。このような状況の中で、高齢者をはじめ誰もが可能な限り住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう、地域全体で支える仕組みづくりが必要となっています。

この講演会は、高齢者のみなさんが住み慣れた地域で生きがいをもって在宅生活を継続していくために、地域における助け合い・支え合いを推進することを目的に企画・開催するものです。

内容としては、特定非営利活動法人全国コミュニティライフサポートセンターの 池田 昌弘(いけだ まさひろ)氏による「助け合い・支え合い、いきいきと暮らせるまちづくり」と題した基調講演をいただきます。

また、「ひとりはつらいよ・・・! ~ひとりは地域のために、地域はひとりのために~」と題した寸劇や、生活支援コーディネーターによる活動紹介をする予定です。

参加対象は、町民および生活支援体制整備推進協議体へ参加している関係機関・団体で、定員は先着150人で入場は無料ですが、事前の参加申し込みをお願いしています。

 

4.令和元年度雫石町敬老会の開催について

9月16日(月・祝)9時30分から、雫石町中央公民館 野菊ホールを会場に雫石町敬老会を開催します。

多年にわたり社会に尽くしてきた高齢者を敬愛し長寿を祝うとともに、町民が敬老に対する関心及び理解を深め、また高齢者自身も明るい楽しい生活を送っていただくため開催するもので、今年も町内の満70歳以上の皆さまを招待しております。

昨年度までは町内4地区を午前と午後の部の2回に分けて開催していましたが、今年度は町内の全地区合同で1回の開催とします。

内容としては、町内の小中学校のアトラクションや、雫石高校郷土芸能委員会および町内の芸能団体である青湖苑(せいこえん)社中による芸能披露が行われます。

 

 

配布資料

・第7回 GREAT EARTH みちのく岩手雫石銀河ライド

・町の主要行事予定表

 

 

発表事項への質疑応答

1.雫石町戦没者追悼式について

Q:戦没者の人数ですが、何柱になりますか。

A:482柱となります。

 

2.令和元年度雫石町総合防災訓練について

Q:今回新しく行う訓練はありますか。

A:今回からというものは特にはないですが、従来は9月の総合訓練で一緒に行っていた災害対策本部の開設訓練について、内容の充実を図るため、分離してあさって(8月24日)単独で役場だけで行うこととしています。

Q:ドローンを活用した訓練を具体的に教えてください。

A:役場職員や消防が行けないような箇所の状況等をドローンのカメラを活用して把握したり、孤立地区への物資の運搬や輸送訓練を行います。また、ドローンについては9時から始まる防災訓練の全景を撮影し、その様子をモニターで観ることも予定しています。

Q:先日は秋田駒ケ岳噴火の際の実地訓練を行い、今回の総合防災訓練は大雨と地震災害を複合的に想定とありますが、今後どのような訓練をしていきたいと考えていますか。

A:町でも6年前に豪雨災害、また8年前に東日本大震災を経験して、これらが同時に来るということもあり得ます。地震については予測がつきませんが、大雨災害は年に一度はあるものと思っています。ですから訓練は年に1回と言わず2回でも3回でも、常日頃からしていかないといけないと考えています。

 

3.令和元年度生活支援・介護予防講演会について

Q:この講演会は初めての開催となりますか。

A:生活支援・介護予防講演会としては初めての開催となります。

Q:寸劇というのは町民がやるのでしょうか。それともNPO法人がやるのでしょうか。

A:生活支援体制整備推進協議体を構成する、社協や事業所、老人クラブなどのメンバーが中心となって行います。

 

4.令和元年度雫石町敬老会の開催について

Q:なぜ今年度から開催を1回にまとめたのでしょうか。

A:参加人数が少なくなってきたことや、スタッフが1日通しての従事が大変といった声が挙がってきたためです。

Q:高齢者に記念品ということは考えていますか。

A:昨年度まではタオルセットでしたが、今年度は生活に使えるものということで、木製の箸と竹製のスプーンのセットを贈ることで進めています。

Q:予定されている出席者の数はどれぐらいですか。

A:現在取りまとめ中で未把握ですが、昨年並みの600人前後ではないかと考えています。

 

配布資料についての質問

なし

 

 

記者からの当日質問

Q:第9回日韓交流強化事業アーチェリー大会に韓国の選手団が不参加となったことについて、どのように受け止めていますか。

A:非常に残念です。政府間の問題で微妙な局面ですが、今はしょうがないなという考えです。ただおそらくこの状態は長続きせず、そのうちある程度平常化するのではないかと考えています。(町長)

Q:来年は大会が行われないということですが、再来年以降の誘致についてはどのように考えていますか。

A:場所もよく宿泊施設も整っており、我々としてもこのような大会や合宿を招致したいと考えています。できれば大会をやってもらいたいです。旧南畑小学校の場所は競技するにあたり風の状況が良いとの声もあり、スポーツエリア構想の一環として、大会の公式競技場としての認定を取れるような形にできないかという相談を受けています。(町長)

Q:教育長としては再来年以降の誘致についてどのようにお考えでしょうか。

A:雫石町のおもてなしについて大変気に入っていただいているところもあり、基本的に政治とスポーツは別というスタンスだったのでとても残念です。ですから東京オリンピック後また、ということであれば前向きに検討していきたいです。(教育長)

 

Q:県議選が近づき、雫石町を含む滝沢選挙区が無投票の可能性が高くなってきていると聞いていますが、そのことについて町長はどのように考えますか。

A:無投票というのは非常に残念です。やはり4年に1回選挙があってしかるべきですし、どんな選挙でもそうですが、無投票になると選挙に対する興味が薄れ、どんどん投票率が下がる、その引き金になると思っています。ですから残念ですが、やむを得ないかなとも考えます。

Q:選挙戦となった場合、どの候補者を応援するというスタンスは。

A:現在、現職のハクセル県議とタッグを組んでやっているものもあります。ですからハクセル氏を応援していかなければという思いがあります。

Q:地元選出の県議をという考えですか。

A:はい、政党は関係なく、地元ですので。

 

Q:本日知事選が告示され、今現在2名が立候補している状況です。先日の会見でも町長は中立ということをおっしゃっていましたが、現在は。

A:町長としては中立です。個人的には、及川候補の選対本部長を元町長の中屋敷さんが務めていることや、及川候補本人との付き合いが長いという面もありますが、町長の立場としては中立で行かなければならないと考えます。

Q:その「中立で行かなければならない」というのはなぜですか。

A:町長となってこの何ヶ月か、県とのいろいろな絡みや繋がりもできて動いているものもありますので、どちらの陣営を固定的に応援するということはできません。

 

Q:町有地14haの活用について、先月ナイスの元会長が逮捕されましたが、現在の協定の状況は。

A:なかなか難しくなっていくのではないかという状況です。進展はないですが、議会の9月定例会の中で協定に関して報告してから皆さんにも報告したいと思っています。状況が一変しましたので。

 

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