公開日 2019年08月13日
更新日 2019年08月13日
2019年8月9日(金)、雫石町内大村地区で、星空観察会「星まもる子 in 大村小学校」を開催しました。
観察会には、町内から親子連れなど約30人が参加し、講師には一戸町観光天文台長の吉田 偉峰さんと、地元大村在住の加藤 潔さんをお招きしました。
地元の加藤さんからは、「男助山(おすけやま)が帽子を被ると晴れる、ハチマキをすると雨が降る」、「朝に草原に露があると晴れる、露がないと雨が降る」、「タラボの花が咲くと、そろそろ寒くなる」など大村の気象に関するお話しがあり、一戸町観光天文台長の吉田さんからは、「岩手といえばいい空気があり、環境がよく、星がきれいなところ。岩手には各地に星空日本一があり、雫石も星がきれいなところ。岩手や雫石を紹介するときには、『星がきれいな岩手の○○、星がきれいな雫石の○○』といったように、地元のいいところを誇ってほしい」、「星は町が明るくなってくると見えなくなってくる、ぜひ星空を守ってほしい」というお話しや、星座の見方に関するお話しなどがあり、子どもたちも真剣に聞き入っていました。
この日は残念ながら曇り空で、はじめは星が見えませんでしたが、粘り強く観察を続けていたところ、雲の切れ間から月や木星、織姫星である「こと座のベガ」などを見ることができ、見えた瞬間には参加者から歓声が上がっていました。
【ちなみに・・・】
翌日の8月10日、大村地区の天気は、午前中に断続的な強い雨が降っていましたが、男助山が帽子を被ったところ、星空観察会で地元の加藤さんがお話ししたとおり、その後に晴れの天気へと変わりました。
【画像↓:大村地区の加藤さんによるお話し】
【画像↓:大村の気象情報】
【画像↓:星空観察の様子】
【画像↓:講師の吉田さんのお話し】
【画像↓:8/10に帽子を被った男助山】
【画像↓:帽子を被った後に晴れとなった男助山】