令和元年7月29日定例記者懇談会を開催しました

公開日 2019年07月29日

更新日 2019年08月05日

令和元年7月29日 記者懇談会

発表事項要旨

1.よしゃれ月間の関連行事について

 

雫石町では、8月をよしゃれ月間とし、よしゃれにまつわる様々な行事を町民をはじめ町外からおいでになられる皆さんと共に盛り上げます。

8月4日(日)には、今年で19回目を迎える「南部よしゃれ全国大会」が開催されます。本年度は、唄の部門で107名、踊りの部門で12組のエントリーをいただいております。入場整理券は、雫石町役場や中央公民館、各地区公民館、商工会、まちおこしセンターしずく×CAN、しずくいし観光協会で無料配布しておりますので、整理券をお求めのうえ、ご観覧くださいますようお願いいたします。

8月11日(日・山の日)には、町内最大規模のイベント、第49回「雫石よしゃれ祭」が開催されます。今年も3会場での開催を予定しており、アルペン記念公園でのよさこい演舞を皮切りに、中央公民館野菊ホールでの郷土芸能披露、よしゃれ通り商店街での「みこし」や「よしゃれ」、「さんさ」、「よさこいパレード」をご覧いただけます。

8月27日(火)には、雫石総合運動公園で「第19回よしゃれの里グラウンドゴルフ大会」が開催されます。

雫石町がよしゃれ一色に染まる8月、みなさんのお越しをお待ちしております。

 

2.「ベアレンしずくいし工場ビールまつり」について

8月18日(日)の午前11時から午後4時まで、七ツ森ヴィレッジを会場として「ベアレンしずくいし工場ビールまつり」を開催します。

この祭りは、株式会社ベアレン醸造所が開催する「ベアレンビールフェス」と、町と「しずくいしホップチャレンジ」が実施する「ホップ収穫祭」を合同で行うもので、当日はエリア内の3会場でさまざまな催しが開催されます。

七ツ森地域交流センター前では、「ベアレンビールの飲み放題」、「飲食物の提供」や「農産物販売」を行います。

ベアレンしずくいし工場では、工場見学ができるほか、子どもが遊べる「ふわふわ遊具」を用意しています。

また、ホップの圃場では「ホップ収穫体験」などのワークショップを行います。

ビールの飲み放題については前売りチケット購入の方のみが対象となりますが、申し上げましたとおり、飲み放題以外にも、ベアレンビールや農産物などの販売などを予定しておりますので、ぜひ、ご家族で会場に足をお運びください。

なお、盛岡駅からは有料シャトルバスが、小岩井駅前と雫石町役場前からは無料シャトルバスが運行されますので、発着時間をご確認のうえご利用ください。なお、雨天でも催行されます。

ベアレンビールの飲み放題チケットにつきましては、ベアレン醸造所の各施設、雫石商工会、しずく×CANで先着300名、2,000円にて限定販売しております。 

 

3.第9回日韓交流強化事業(高校アーチェリー)について

8月20日(火)から22日(木)までの3日間、全国高等学校体育連盟アーチェリー専門部主催による「第9回全国高等学校アーチェリー競技ブロック対抗戦 兼 第6回日韓交流強化事業訪韓選手選考会」が、雫石町総合運動公園陸上競技場を会場に開催されます。

この事業は、アーチェリー競技において世界トップレベルにある韓国の高校生・指導者を招聘し、国内9ブロック代表の高校1、2年生選手が競技会を行い、世界に羽ばたける選手を育成することを目的に行われているもので、昨年度に引き続き本町で開催されます。

参加者数は、日韓の選手団合わせて約180人が見込まれております。

日程につきましては資料の実施要領に記載されているとおりですが、8月20日(火)は9時から開会式、9時30分から個人戦。21日(水)は9時30分から団体戦。最終日の22日(木)はフリー練習と閉会式という予定となっております。

岩手国体のレガシーをつなぐ大会として、そして、日韓の選手団、関係者にとって実り多い事業となりますよう、選手の送迎やおふるまいなど、全力でサポートしてまいりたいと考えております。

 

4.本町での明治大学応援団夏合宿について

8月21日(水)から30日(金)までの10日間、明治大学応援団が旧南畑小学校を会場に合宿を実施します。

明治大学応援団は、吹奏楽部、バトン・チアリーディング部、応援指導班で構成され、東京六大学野球をはじめとする各種体育会の応援を通して明治大学を盛り上げるため、毎年春と夏に強化合宿を行っており、約130人が、ホテル赤い風車に宿泊して昼夜練習することになりました。

当町で合宿することになった経緯ですが、明治大学が昨年、いわてスポーツコミッションが実施している東京での合宿相談会に参加され、今回、ご縁があって本町での開催に至りました。

8月28日(水)には、明治大学応援団のご厚意により、午後1時から約2時間、旧南畑小学校の体育館において、地域向け発表会を行っていただく予定となっております。東京六大学に属する応援団の発表を見られるとても貴重な機会ですので、地元の小中学校をはじめとして広く町民に周知し、ぜひ多くの方々に観覧していただきたいと考えております。

 

 

配布資料

・第19回南部よしゃれ全国大会・第49回雫石よしゃれ祭

・しずくいし工場ビールまつり

・第9回「日韓交流強化事業」第9回全国高等学校アーチェリー競技ブロック対抗戦券第6回日韓交流強化事業訪韓選手選考会実施要項

・明治大学応援団夏季合宿成果発表会

・町の主要行事予定表

 

 

発表事項への質疑応答

1.よしゃれ月間の関連行事について

Q:今年度新たに行う内容などがあれば教えていただけますか。

A:例年どおりの内容での開催となりますが、雫石よしゃれ祭は雫石高校郷土芸能委員会OBが参加団体となるなど、参加団体が増加しています。来年度は雫石よしゃれ祭が50回、南部よしゃれ全国大会が20回を迎え、節目の年となるため、新たな試みを盛り込んでいきたいと考えております。

2.「ベアレンしずくいし工場ビールまつり」について

Q:初開催であり、ベアレンビールさんとタッグを組んでの開催となりますが、共同でイベントを開催することになった経緯を教えてください。

A:雫石町で作られるお酒として、初めてビールが作られますので、その紹介と併せて雫石町の農畜産物をPRすることや、長山街道との交流を目的としています。

Q:定員はありますか。

A:雫石工場で作られている「THE DAY」の生ビールが飲めるチケットは300枚販売しますが、今回のイベントでは農産物販売や七ツ森地域交流センターでの食事提供、種類販売も行われますので、是非ご家族などでいらしていただければと思います。

Q:ビールに合う食材をピックアップしてPRするなどの構想はありますか。

A:まずは七ツ森地域交流センターを拠点として、イベントを盛り上げていくことを考えています。今回のイベントを皮切りに、内容を充実させて開催を重ねていくことで、将来的には産業まつりのような、町の産業をPRしていくイベントにしたいと考えています。また、近くで農家有志がホップを栽培していることもあり、七ツ森地域交流センターを拠点にビールとマッチングさせた雫石農産物メニューなども紹介していければと考えています。

3.第9回日韓交流強化事業(高校アーチェリー)について

Q:日韓の政治状況の影響はありませんか。

A:確認はしていますが、今のところ不参加などの動きはありません。

4.本町での明治大学応援団夏合宿について

Q:誘致につながったきっかけとして、しずくいし観光協会の助成制度がありましたか。

A:きっかけのひとつになったと思います。20人以上、3泊4日以上の利用で1人2,000円を助成する制度ですが、130名が10日間利用するので上限の70万円の助成になります。直接的な経済効果はもちろん、間接的な経済効果も期待できるため、効果的な制度だと思います。

Q:この助成制度は以前からありましたか。

A:今年度創設ではありませんが、ここ2年くらいの新しい制度です。この制度を活用して東北学院大学のアーチェリー部も合宿すると聞いています。現在の内容になったのは今年度からです。きっかけのひとつになったと思います。20人以上、3泊4日以上の利用で1人2,000円を助成する制度ですが、130名が10日間利用するので上限の70万円の助成になります。直接的な経済効果はもちろん、間接的な経済効果も期待できるため、効果的な制度だと思います。

 

配布資料についての質問

Q:秋田新幹線防災トンネル整備促進期成同盟会要望がありますが、要望の前に決議等はありましたか。

A:7月26日に大仙市で総会があり、そこで議決されています。国交省をはじめ関係省庁、衆参両院議長などに要望活動を行います。

Q:要望活動は何度も行われていますか。

A:昨年度1回行っており、今年度は今回が初めてです。これから本格化すると思っています。

 

記者からの当日質問

Q:7月21日に参院選と町議選が行われましたが、町議選では現職が落選し、新人または元職が当選しました。町長選挙の結果なども踏まえ、所感をお伺いしたいです。

A:これまでの議会の経緯なども踏まえ、町民が新しい方や若い方を求めたのではないかと思っています。議会の刷新のような気持ちが町民にあったのではないのでしょうか。私が選挙で当選したことの影響は少なかったと思います。

 

Q:町内の閉塞感や、変わって欲しいという期待感が投票行動に繋がったと思いますか?

A:定員16名に対し20名が立候補するという状況は最近ではありませんでした。町政や議会に対する町民の想いや意識が表われたものだと考えています。

 

Q:参院選は新人の方が全県的に票を獲得し当選しましたが、参院選の結果はどう思いますか。

A:元職の平野氏は復興大臣時代から知っていますが、5年前の雫石町の大雨災害復興の際にも活躍していただきました。野党結集という県全体のスタンスですので、残念ですが止むを得ないことだと思います。

 

Q:新たに県選出の国会議員となった横澤氏への期待はありますか。

A:与党野党に関係なく、岩手県のために力を発揮していただきたいと考えています。

 

Q:知事選も選挙になりそうですが、知事選に関するスタンスを教えてください。

A:どちらかを応援するスタンスではありません。中立です。

 

Q:出馬表明をした及川氏は、知事と首長の間のコミュニケーションが足りないことを指摘しており、知事が直接首長の意見を聞く機会が少ない現状を変えて、風通しの良い県政の実現を訴えて選挙に臨もうとしていますが、町長にはそのような感覚がありますか。

A:私が町長に就任してから、直接的に要望を伝えたことは1回あります。機会としては少ないとは感じていますが、気軽に相談という訳にはいかないので、難しいところです。

 

Q:8年ぶりの県知事選挙になりそうですが、県政のトップを決める大事な選挙として、有権者に期待する姿勢や、選挙で注目する点を教えてください。

A:日本、そして岩手県を考える時、岩手県の県政が一般の方にはなかなか見えていないと思います。このため、両者の発想や訴えに県政の満足度が反映されていくものと考えておりますが、達増知事のスタンスはわかるものの、及川氏のスタンスがまだ見えない状況ですので、両者のスタンスを明確にし、活発な政策論争を有権者にわかりやすく伝えてもらいたいです。

 

 

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