秋田駒ヶ岳噴火対応実動訓練を実施しました。

公開日 2019年06月21日

更新日 2019年06月24日

 

秋田駒ヶ岳噴火対応実動訓練を6月20日(木)、国見温泉登山口周辺を主会場に実施しました。

 

訓練には、国見温泉に敷地使用の協力をいただき、警察、消防、町消防団、災害協定締結団体の岩手県ドローン協会、町職員の合計約60名が参加しました。

災害は、秋田駒ヶ岳の北側、硫黄鉱山跡地から水蒸気爆発が発生し、登山者が国見温泉登山口に避難してくることを想定し、参加者は、「下山者(避難者)役」、下山者の負傷状況及び自力での帰宅が可能かを確認し、救急隊への引き渡しや避難所への避難を判断する「下山者対応班」、町公用車により避難者を避難所へ輸送する「避難者輸送班」、避難所で避難者の受け入れと今後の行動確認を行う「避難所開設班」、国道からの要所に噴火のため入山禁止であることを周知する「看板設置班」に分かれ、警察、消防等と連携し訓練を実施しました。

また、ドローンを活用した上空からの秋田駒ヶ岳及び登山道の状況確認を行ったほか、役場内では防災行政無線放送訓練、緊急速報メール(エリアメー ル)配信訓練、情報収集訓練等を実施しました。

 

秋田駒ヶ岳では、平成29年9月には1日に200回を超える火山性地震が観測され、平成30年4月には火山性微動が観測されるなど、火山活動が活発化しています。

女岳周辺では噴気活動も確認されていますので、登山の際には気象台の最新の火山情報を確認し、異常を感じたら直ちに下山し、情報提供をお願いします。

火山活動の現況(秋田駒ヶ岳)(2MB)

 

 

 

 

◆災害警戒本部運営訓練    ◆負傷した下山者を誘導する消防団員
警戒本部運営訓練   下山者対応訓練1
     
◆下山者対応班と消防署員による応急処置   ◆ドローンによる上空からの状況確認
下山者対応訓練2   ドローン訓練1
     
◆ドローンからの映像を現地本部で確認   ◆避難所にて今後の行動別に避難者を振り分け
ドローン訓練2   避難所運営訓練 
     ※今後の行動種別 … ①居住地への輸送希望、②雫石駅への輸送希望、 ③親族・知人等による迎え可能

 

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TEL:019-692-6410

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