令和元年5月22日定例記者懇談会を開催しました

公開日 2019年05月22日

更新日 2019年05月22日

令和元年5月22日 記者懇談会

発表事項要旨

1.第2回にしやま大運動会開催について

5月25日(土)、西山小学校の運動会と同日、午後1時10分から、西山小学校グラウンドで「第2回にしやま大運動会」を開催します。
この事業は、小学校統合をきっかけに、平成29年度まで各旧小学校で行われていた「学区民運動会」に代わる行事として、児童・保護者をはじめとした西山地区住民の新たな交流の場として、昨年度に続く第2回として実施するものです。
実施は、西山地区の地域づくりに関わる各種組織からなる「にしやま大運動会実行委員会」が主催するもので、昨年度は小学校の運動会とは別の日程で初めて開催しましたが、今年は小学校の運動会と同じ日に行うこととしております。
運動会では、幼児からお年寄りまで、さまざまな世代が楽しめる工夫をこらし、「西山検定○×クイズ」や、西山の特産品を使った「西山の恵みリレー」など9種目を予定しています。
地区住民の親睦と交流の機会とし、地元の皆さんが手作りで運営・開催する運動会です。ぜひ取材のほど、よろしくお願いします。

 

2.令和元年度秋田駒ヶ岳山開きについて

夏山シーズンの幕開けとして、6月1日(土)、「駒ヶ岳山開き」を開催します。
毎年の恒例行事となっているこの山開きは、山の安全祈願と清掃活動を目的に、雫石町と秋田県仙北市が合同で実施しており、当日は午前8時から国見温泉登山口で安全祈願の神事を行い、その後記念登山を開始します。
山頂で仙北市の登山隊と合流し、ピッケル交換などの山頂交歓会を12時ごろから予定しています。

 

3.元祖しずくいし軽トラ市の100回記念市開催について

今年で15年目を迎える「しずくいし軽トラ市」は、皆さまのご愛顧のおかげで、6月2日に100回記念市を迎えることになりました。
現在、色々なイベントを計画中です。
一例をあげると、今年開催されるラクビーワールドカップ釜石大会を応援するため、午前10時よりラクビーボールパスリレーを行います。小さいお子様からどなたでも参加できます。事前申し込みの必要はありませんので、直接軽トラ市にお越しいただき、ご参加ください。参加者にはプレゼントも用意しています。
また、まちおこしセンターしずく×CAN(しずくかん)前では、本町と災害に関する協定を締結している高知県安芸市から地元の方々が直接物産品を持参して販売します。
このほか、おなじみの軽トラおよそ60台も荷台いっぱいに商品を積んで、よしゃれ通りに並びます。
笑顔と元気を乗せて走り続ける「元祖しずくいし軽トラ市」にぜひご来場ください。

 

4.秋田駒ヶ岳噴火対応実動訓練について

6月20日(木)の午前8時55分から、職員の災害対応能力の向上を目的に、秋田駒ヶ岳が噴火レベルの引き上げがないまま噴火した場合を想定した実動訓練を行います。今回は、下山者救護に重点を置いた訓練を行う予定です。
訓練の概要につきましては、

 

午前8時55分に秋田駒ヶ岳が噴火したという想定で、9時20分から役場大会議室において災害警戒本部会議を開催し、10時10分ごろから国見登山口付近において下山者対応訓練、10時20分から秋田駒ケ岳上空において県防災ヘリコプターによる機上観測、11時10分から勤労青少年ホームにおいて避難所における避難者対応訓練

 

という内容で実施する予定です。
なお、この訓練は、消防雫石分署、盛岡西警察署雫石交番、雫石町消防団、県防災ヘリおよびドローン協会も参加して実施します。

 

5.雫石中学校国道清掃について

5月30日(木)に、雫石中学校3年生による国道46号清掃活動を行います。この活動は、昭和53年5月から実施しているもので、今年度で42回目となり、雫石中学校の代表的な行事の1つとなっています。
当日は、午後1時25分から雫石中学校生徒玄関前で開会式を行ったあと、3年生133名が8班に分かれて仙岩トンネル周辺から雫石バイパス西口までの国道46号線の清掃を行います。
この活動の目的は、
1つに、「明るい町づくり」に参加させることによって、郷土を見つめ、郷土を愛する心を育て、町民の一員であることの自覚を持たせること、
2つ目に、協力しながら奉仕活動をする大切さを学ばせ、生活と環境との関連性を考えさせる場とすること です。

 

 

配布資料

・雫石町消防操法等競技会について

・第30回フラワーロード一斉植栽
・町の主要行事予定表

 

 

発表事項への質疑応答

1.第2回にしやま大運動会開催について

Q:実行委員会を構成している組織はどのようなところでしょうか。

A:西山小学校のPTA、西山体育会、西山地区地域づくり会議のメンバーで構成しています。

2.令和元年度秋田駒ヶ岳山開きについて

Q:今年の幹事市町はどちらでしょうか。

A:今年は秋田県仙北市が幹事となっています。

3.元祖しずくいし軽トラ市の100回記念市開催について

Q:100回目記念ということですが、それに対しての受け止めは。

A:始まりの頃はこれぐらい盛り上がるとは思っていませんでした。最近は出店する軽トラも55台前後で安定しており、雫石町にとって名前を発信するいい行事だと考えています。いずれずっと続けていければいいと思います。

Q:特に一押しのイベントは。

A:まだ現時点でもいろいろ検討しているようです。今回は高知県安芸市からわざわざ物産品を持ってきてくれたりというイベントもあります。またさらに当日までにまだ策を練っていると聞いております。

4.秋田駒ケ岳噴火対応実動訓練について

Q:昨日も職員の研修があったようですが、初めての秋田駒ヶ岳噴火対応訓練ということで意気込みは。

A:昨日の齋藤徳美先生を講師に迎えた研修についても庁舎内の職員のほぼ全員が出席しております。私は駒ヶ岳はいずれ噴火すると考えています。有事の際に対応するのは役場職員ですが、いざという時に体が動かなければどうしようもありませんので、1回の研修だけではなく、常に対応できる体制づくりをしていかなければならないです。噴火するしないに関わらず万全を期していかなければならない。訓練にやりすぎということはありませんので、職員も私も、常にその時が来るという思いを持っていなければならないと思っています。

Q:6月1日には山開きも行われますが、登山者への注意喚起等はどのように考えていますか。

A:例えば注意喚起の看板や、登山者にチラシを配布するなどやれることをやっていきたいです。突発的な噴火は全国的にも前例がありますので。また仙北市とも連携していかなければならないと考えています。

5.雫石中学校国道清掃について

Q:清掃のルートは毎年変わらないということでしょうか。

A:はい。仙岩トンネル近辺から雫石バイパス入口という範囲です。

配布資料についての質問

質疑なし

 

5月記者懇談会.jpg

記者からの当日質問

Q:CCRC事業の現在の進捗状況は。

A:私が就任する前に70棟建設する計画で進んでおりましたが、相当の下調べをして現在止まっている状態です。継続して入居いただける形が見えない。

一緒にやっているナイスさんの調査、私どもの調査、また総務省から指定を受けた関係市町村の動きも捉えながら、相当調べてからでないとこれを進めるということにはならないです。

Q:そうなりますとナイスさんからの計画はまだ出てきていないということですか。いつくらいに計画が出るのでしょうか。

A:ナイスさんとしてもマンションなどをたくさん所有しており、現在そこを調査していると思われます。当初は「これはいける」という感を持っていると私は言われました。

ただ高齢者の住宅でありますので、出たり入ったりという継続性が見えてこないのではないかなと思っております。

Q:そうした中で「日本CCR協会」が先日立ち上げられ、雫石町の方も参画しているようですが、その動きの中で事業をどのように進めていくお考えですか。

A:それも総務省の関係から出たもので、こういう小さい町が本気で取り組むのもいいのですが、負の財産になれば町の責任となります。ですから全国のCCRCに指定された市町村でも進んでいないわけです。

率直に言えば国からの指導や援助が形になっていかないと、小さい町の財源の中でこれを運営していくのは難しいのではないかと思っています。

Q:町有地14haの中核となる施設はできていますが、他のサービス付き高齢者住宅(以下、「サ高住」)の活用といったところはいかがでしょうか。

A:サ高住が止まっていたとしても核となる交流センターはできているわけですから、役場や学校関係などでまず活用しようと。サ高住は別にして。

例えば近くに工場があるベアレンさんのビール祭りなども検討したい。出来た施設は他が進まなくても活用していくという考え方です。

Q:そうするとサ高住の建設については調査段階ということで、中止ではないということでしょうか。

A:調査でストップしている段階です。ナイスさんの動きもありますので、行政だけでできるものでもないですし、長期化するのではという思いもあります。

Q:新高前田住宅の建て替えであるとか空き家対策についてはどのようにお考えでしょうか。

A:こちらも一緒にナイスさんを含めて意見のやり取りをしたいと考えています。建てるのはいいのですが家賃の問題が出てきます。

今入居している方々が今と同じ家賃で入れなければ困るわけです。そのへんのクリアの仕方が難しいなと思っています。

Q:七ツ森地域交流センター内のレストランについては。

A:あそこでレストランをやってもなかなか大変だと思います。イベントの際に一般の食堂さんに厨房を使ってもらうという考え方で進めています。

Q:それでは完全にレストランはやらないという方向でしょうか。

A:サ高住が進まないのにレストランだけやっても経営も大変でしょうし、イベント的な厨房の活用ということで進めています。ですから極力イベントを多くやりたいと考えています。

Q:周辺のベアレンさんなどで働いている人たちはいますが食べる場所がないですので、交流センターに業者が入って経営するとか、そういった考えは。

A:そういう考えもありますが場所的に経営を頼んでもなかなか難しいと思っています。

Q:鶯宿温泉のとらふぐについて、3〜4月に話題になって事業自体も順調に推移しているとのことですが、町としてはどのように捉えていらっしゃるでしょうか。

A:鶯宿温泉観光協会の方々とも先日話をしましたが、鶯宿温泉の方々も使いたいようです。

ただ、フグは無毒であっても調理免許がないと調理できないとのことですので、今度講習会を開くという方向になっているようです。

あとは仕入れの値段の問題だと思います。鶯宿温泉でも計画的にまとめて買って安くするという方向が出ればいいのではと思っています。

うまく観光協会と連携して料理を出せれば面白いと思います。

Q:とらふぐの町への反響は。

A:山の中でとらふぐというのが非常に興味を持たれるようで、魚の卸業者からも問い合わせがあります。

観光名所として養殖場を入れるのも1つの手かなとも思っています。

 

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