公開日 2019年04月24日
更新日 2019年05月08日
平成31年4月24日 記者懇談会
発表事項要旨
1.元祖雫石軽トラ市の開幕について
今年で15回目を迎える「しずくいし軽トラ市」が、いよいよ5月5日(日)の9時に開幕します。
今年も11月までの第1日曜日(7月のみ第2日曜日)の9時から13時まで、全7回開催されます。
全国に先駆けて開催した雫石町の軽トラ市は、「軽トラ市の元祖」として定着し、全国からも注目を集めています。
各出店者や商店街も、さまざまな趣向でお客様をお迎えしようと、大いに盛り上がっています。
今年もオープニングイベントとして、大好評の「オープニングクラッカーとお餅の交換」を実施するなど、楽しいイベントをたくさん企画しています。
まちおこしセンターしずく×CAN(しずくかん)では、鶯宿温泉より源泉を直送し、出張足湯などのイベントを開催します。
このほか、荷台いっぱいに商品を積んだ軽トラックがおよそ60台、よしゃれ通りに並びます。
今年も笑顔と元気を乗せて走り続ける「元祖しずくいし軽トラ市」にぜひご来場ください。
なお、本日4月24日には、しずくいし軽トラ市実行委員会広報部会によるPRキャンペーンとして、岩手日報、岩手県庁、盛岡広域振興局など、盛岡市内各所へお伺いする予定としております。
2.旧大村小学校利活用事業「春の山菜まつり」開催について
大型連休の後半、5月4日(土)、5日(日)の2日間の日程で、旧大村小学校を会場に「春の山菜まつり」を開催します。
この事業は、旧大村小学校を地域住民主体で運営していくことを目指し、地元の有志を中心に設立した「旧大村小学校利活用実行委員会」が企画し、旧小学校利活用促進のための施設開放事業の一環として実施するものです。
「旧大村小学校実行委員会」は、町としての旧小学校の利活用方向性決定後、平成29年12月に設立され、以来話し合いと実践を重ねながら旧小学校の利活用に取り組んでいます。
昨年度は、「収穫市」と題し、不定期に年4回の産直・食事提供事業を開催しましたが、今年度はこのたび開催する5月の山菜まつりを皮切りに、毎月1回の産直・食事提供事業を開催する計画としています。
「山菜まつり」当日は、地元大村のとれたて山菜をはじめ、野菜・花苗・薪、木工品や手工芸品、そして昨年度大人気だった焼き芋も販売します。
また、食堂では、お重バイキングとおにぎり・汁物のセットメニューや、ホットサンドなどを準備しています。
時間は、5月4日、5日のいずれも、産直は午前9時から午後3時まで、食堂は午前11時から午後2時までです。
皆さま多数のご来場をお待ちしております。
3.第35回岩手山ろくファミリーマラソンの開催について
5月12日(日)に、35回目となる「岩手山ろくファミリーマラソン」が町内特設コースで開催されます。
3月31日(日)の申し込み締め切り時点で、昨年より109人多い1,555名のエントリーをいただいており、最遠方は福岡県から、最高齢は町内の91歳のランナーがエントリーしています。
今年はゲストランナーにIBC岩手放送の甲斐谷望アナウンサーを迎え、昨年を越える盛り上がりが期待されます。
大会は、雫石町総合運動公園陸上競技場を発着地点として、ハーフの部、10kmの部、3kmの部、2kmの部で競技が行われます。
また、今年から始まるペダル付き車いす「COGY(コギー)」の部にも19名のエントリーをいただいており、車いすランナーとの交流にも注目が集まります。
競技終了後、ランナーの皆さんには完走証の発行や参加賞の配布はもちろん、地鶏南部かしわ汁のふるまいなどが行われます。
町内はもとより、県内外から多くのランナーをお迎えして大会を開催できること、雫石町の魅力をPRできることを楽しみにしております。
配布資料
・「2019年度雫石町税口座振替キャンペーン」チラシ
・町の主要行事予定表
発表事項への質疑応答
1.元祖雫石軽トラ市の開幕について
Q:大型連休後半の開催となるが、大きな観光客の入り込みが期待されますが、どのように受け止めていらっしゃいますか。
A:何よりも天候だと思っている。私の方にも盛岡近郊からも連絡やメールが来ておりますけれども、15年目となって年々初めの方は特に期待感があります。昨年よりも来場者が多くなることを願っておりますが、先ほども申し上げましたが、まず何より雨が降らないことを一番に祈っております。
Q:町内のさまざまな観光地へいらっしゃる方の呼び水になるとのお考えでしょうか。
A:そう思います。おそらく連休期間町内に泊まる方も相当あると思いますので、大型連休最後の方ですが期待感を持っています。軽トラ市を待って、それに合わせて来町するお客さんもいるようですし、初日だと相当な人数だと思っています。出店する農家の方々も、まだ野菜は少ないが、山菜をこれに向けて採る人もいますので期待しています。
2.旧大村小学校利活用事業「春の山菜まつり」開催について
Q:毎月1回の産直・食事提供事業開催とありますが、来年の3月までやるのでしょうか。
A:11月までの開催となります。曜日などは決まっておらず、秋の収穫市などの形で開催することとなります。
Q:旧大村小学校のイベントということですが、他に閉校となった旧南畑小学校の利活用や御明神小学校の大規模改修などについて、現在の進捗についてはどのようになっていますか。
A:旧南畑小学校はこれまでに検討していただいた結果、グラウンドが整備されていることから、スポーツエリア構想として大体のひな形ができています。今年設計に入って、改修して利活用を促します。それに向けて地元の人などとも利活用術を考えています。
Q:旧上長山小学校や・旧西根小学校の利活用は現在どうなっていますか?
A:旧西根小では、町内の古い資料を保存することと、建物の一部を地元で使うことが決まっています。旧上長山小については、一般の方々がグラウンドと体育館と一部の教室をリトルリーグやシニアリーグで活用したいという話があるが、全体をどう使うかについては具体的にはまだ決まっていないです。旧西根小に関しては改修が必要ですが、近くの保育所も老朽化してきていることから、使えるのであれば保育所の移転も考えられるが改修費用がどれぐらいかかるかということが懸念材料です。
3.第35回岩手山ろくファミリーマラソンの開催について
質疑なし
配布資料についての質問
質疑なし
記者からの当日質問
Q:先日22日に統一地方選挙が行われ、雫石町でも7月に町議会選挙があります。全国的に投票率の低下が懸念されていますが町長としてはどう受け止めていらっしゃるでしょうか。
A:選挙自体に対して若い人たちの興味が薄れているなと思っています。全国どこでもそうでしょうがネット投票などいろいろなことを考えていかなければ、投票率が下がっていくのは目に見えています。むしろ18歳から20歳ぐらいの若い人たちに聞いてみると割合投票率が高く、その上の20代や30代が下がっているなと考えています。当町だけでなく全国的に思案をしていかないといけないと考えます。都会の方だと30%台とか40%台の投票率で、それが本当に民意の反映と取っていいのか疑問がある。行政でやれるのは、広報や回覧による促しぐらいしか今のところないので、全国的な動向を見て考えていきたいと思っています。
Q:議員の担い手といったところではいかがでしょうか。
A:非常に大変です。大変ですがやはり地域地域でもう少し本気で行政的なものを考えてもらいたいなと思っています。やはり地域の意見が反映されないです。町内4地区のうちでも御明神地区は議員が1人ですし、御所地区の温泉街の鴬宿地域の議員もいらっしゃらない。そういうところから出てもらいたいですが、それで生活ができないからなかなかやってくれとは言えないですね。