公開日 2017年12月21日
更新日 2017年12月21日
平成29年12月21日 記者懇談会
発表事項要旨
1.平成30年雫石町交通指導隊初点検式及び雫石町消防出初式について
平成30年1月7日(日)午後1時から役場前駐車場にて、雫石町交通指導隊初点検式並びに消防出初式を行います。
新年を迎え、交通指導隊、消防団、婦人消防協力隊が町民の安全確保のため決意を新たにし、町の中心商店街よしゃれ通りを分列行進します。
2.地域の組織・活動ヒアリング調査結果報告会について
平成30年1月から2月にかけて、雫石町内4会場で「地域の組織・活動ヒアリング調査結果報告会」を開催します。
町では、地域で活動している組織やその活動内容を把握し、今後の地域運営のあり方について検討する基礎資料を整備するため、今年の5月29日から10月4日にかけて、町内74行政区すべてを対象とし、地域の組織・活動ヒアリング調査を実施しました。
このたび、その結果がまとまりましたので、広く住民等へ周知し、地域の実状を理解し課題の共有を図り、今後につなげていくため、4地区ごとに調査結果の報告会を開催するものです。
報告会は、
雫石地区 1月15日(月) 中央公民館
御所地区 1月11日(木) 御所公民館
御明神地区 2月2日(金) 御明神公民館
西山地区 1月30日(火) 西山公民館
いずれも午後7時から8時30分の日程で開催します。
内容としては、それぞれの地区での各組織の活動状況に関する結果報告に加え、今後の地域づくり・まちづくりの指針として、平成30年1月の施行を予定している「雫石町協働のまちづくり推進条例」の紹介を行います。
また、参加者による意見交換も予定しています。
3.第51回いわて雪まつりについて
いわての冬の風物詩として定着している「いわて雪まつり」が、2月14日(水)から18日(日)まで岩手山南麓エリアのスキー場などを中心とした6会場で開催されます。
51回目となる今回の「いわて雪まつり」は、50年を一つの節目として、新たなステージへ進みます。
半世紀にわたる「いわて雪まつり」の基本方針である、多くの人々に雪との親しみを通じて、明るく健康的な冬のレクリエーションを提供し、より広域的に注目される雪まつりになること、また、見る・触れる・あそぶ・味わうという普遍のテーマを継承しながら、会場、エリア、期間をリニューアルし、様々な工夫を凝らして開催します。
開催日時 平成30年2月14日(水)~2月18日(日)
場 所
第1会場(メイン会場):岩手高原スノーパーク(雫石町)
第2会場:網張温泉スキー場(雫石町)
第3会場:雫石スキー場(雫石町)
第4会場:小岩井農場(臨時駐車場・雫石町)
第5会場:盛岡手づくり村(盛岡市)
第6会場:たきざわ自然情報センター(滝沢市)
4.雫石中学校国際交流海外派遣事業について
今回で27回目となる、雫石中学校の国際交流海外派遣事業を、平成30年1月4日(木)から1月14日(日)までの11日間の日程で実施します。
派遣先は例年どおり、姉妹校を締結しているランドルフ・ユニオン・ハイスクールの所在地であるアメリカ合衆国バーモント州ランドルフ町で、派遣されるのは2年生の男子3名、女子7名の生徒10名と引率者2名の計12名です。
派遣中は、ホームステイをしながら同校に通学して学校生活等を体験するほか、日本の文化を紹介するなどして、同校の生徒や地域の方々と交流を行います。
なお、派遣に先立ち、派遣される生徒及び引率者が、派遣に臨む抱負等を町長に伝えるため、12月22日(金)午後1時30分に来庁する予定です。
また、出発当日の平成30年1月4日午前10時15分から、盛岡駅で出発式を行い、その後、派遣される生徒及び引率者は保護者や関係者に見送られながら出発する予定です。
5.平成30年雫石町成人式について
平成30年雫石町成人式を、平成30年1月7日(日)午前10時30分から雫石町中央公民館野菊ホールで行います。
今回の新成人は男性80名、女性85名の計165名です。
今回も、新成人の式への自主的かつ積極的な参画を期し、実行委員を公募しました。
実行委員は合計23人で、式典における受付・司会進行・記念品受領等を担当する他、実行委員会企画枠(30分程度)の内容についての企画立案と運営を行うこととしており、現在その準備を進めています。
(参考)
公募による実行委員の募集はH28年から3回目
配布資料
・平成30年雫石町裸参り
・放射性物質の測定結果
・町の主要行事予定表
発表事項への質疑応答
1.平成30年雫石町交通指導隊初点検式及び雫石町消防出初式について
質疑なし
2.地域の組織・活動ヒアリング調査結果報告会について
質疑なし
3.第51回いわて雪まつりについて
Q:去年まで小岩井農場1か所で開催されていた雪まつりが今回は分散開催で期間が短くなった。これは過去2回の記録的な小雪によるものか。
A:ご質問のとおり、12月の降雪が非常に少なく、1月に作る雪像の雪の確保ができない非常に不安定な状況で、準備として極めて、小岩井農場会場そのものもそうですが、運営組織が負担の多い状態だった。50回を契機に議論を重ねた結果として、雪の安定した状態を確保して、広域的に開催したい。イベントそのものは岩手を代表する大イベントとしてとらえている。総意として、期日を2月に変更し、期間も短くして、標高の高いスキー場をメイン会場にと決まった。小岩井の会場については、通常の営業にかまくらや子供の遊び場作りなど、自力で行っていただく。
Q:分散開催、会期の短縮について率直な所感は。
A:これまでは大規模で会場が1か所。これまでの貢献度が大きかった。観光面や地域振興など非常に大きな役割を果たした。雪まつりは雪の確保が重要なので、変更にはなったが、新しい雪まつりの形を形成したいと思う。
Q:メイン会場が広域化されたが、交通手段の課題は。
A:小岩井農場の駐車場を借りて、シャトルバスの運行をメインに考えている。不便のないような体制を整える。
Q:様々な団体がかかわるが運営に影響は。
A:綿密に打ち合わせを重ねている。あまり不安はない。
Q:タイ、台湾などのインバウンド、春節対応については。
A:インバウンドは中国の春節が2月の15日から7日間始まる。まさに期間中に雪まつりが当たる。各スキー場が主導したインバウンドのツアーを積極的に展開していく。
Q:雪像コンテストの募集状況は。
A:現在はまだ応募がない。町内にもさらに周知して盛り上げていきたい。
Q:これまでの雪まつりには大きな滑り台があったが、今回は無いというのはスペース的な問題なのか。
A:スキー場の機能として滑り台が備えてある。第3会場に雫石スキー場を設定しているが、そちらの方がファミリー向けの遊び場ととらえているので、誘導していきたい。
Q:シャトルバスの料金は有料なのか無料なのか。
A:無料のシャトルバスを運行予定。有料の定期バスもあるが、各会場へのアクセスは無料のシャトルバスを周遊させる予定。
Q:各会場から会場への経由はないのか。
A:考えている。各路線を確保して繋げたい。電車の時間に合わせて雫石駅からも検討している。
Q:今回から初めて会場が分散されての開催となったが、盛岡、滝沢との連携に期待することは。
A:観光的には間違いなく、広域化し春夏秋冬1年を通じて観光振興を考えていかないと、ほかに遅れていく。冬の観光から行くと、ここ10年、15年くらいスキーヤーが減ってきている。雪まつりを一つの宣伝として、相乗効果でスキーも楽しんでいただく。スキーヤー増加を強化していきたい。今回の取り組みは非常に興味深いものである。広域の協力も当然必要。特に海外から来るお客様は、盛岡に買い物に行ったりなど、広い意味でのインバウンド効果が期待できる。
Q:広域化による全体の来場者数見込みは。
A:前回までは9日間、12日間など長い期間での開催ということで、30万人を目標にしていた。今回は短い期間での開催ということで、10万人を目標にしている。
Q:前回までと比べても、かなり見込み数が減ったようだが。
A:開催期間中、土日が1回ということで控えめの設定となっている。
Q:昨年実績の来場者数は。
A:約16万人。
Q:シャトルバスについて、滝沢は通らないのか。
A:通る。スノーシュー体験利用者向けに停車させていく。
4.雫石中学校国際交流海外派遣事業について
質疑なし
5.平成30年雫石町成人式について
質疑なし
配布資料についての質問
質疑なし
記者からの当日質問
Q:2017年を振り返って特に印象深かったことは。
A:非常に1年が早かった。小学校統合という非常に大きなテーマで、御所地区は統合になった。30年度、4月以降に向けて必死に準備を進めている。両校の校歌も完成した。あわせて、旧校舎のあり方、4地区の地域のあり方など、将来展望を考えている。少子高齢化に向けてのまちづくりを進めてる。年を開けても、引き続き頑張っていきたい。