公開日 2017年07月04日
安全を祈念し、岩手山山開き
雫石町、滝沢市、八幡平市主催による岩手山(2,038メートル・日本百名山)の山開きが7月1日行われました。
雫石町側では御神坂(おみさか)登山口で神事を行い、深谷町長をはじめ山岳関係者らが参加し、今年一年の山の安全を祈願しました。
神事の後、小雨が降る中、登山者たちは一歩一歩踏みしめながら山頂を目指して歩を進めました。
白い雲や霧に覆われ、風景を楽しむことはできませんでしたが、さまざまな高山植物が登山者の疲れを癒しました。
この日は山の日制定を記念したキャンペーンも行われ、スポーツ庁の鈴木大地長官が登頂。
山頂では、予定されていた「お鉢を囲みウェーブでの万歳三唱」は中止となりましたが、各コースから登ってきた約1,500人の登山者は、ピッケル交換や万歳三唱で登頂の喜びを分かち合いました。
下山後は、滝沢市の国立岩手山青少年交流の家で3市町の友情交歓会が行われ、交流を深めました。
▲写真中央、黄色い帽子が鈴木大地長官