小岩井農場内の建造物21棟が「小岩井農場施設」として国指定重要文化財になりました!

公開日 2017年02月27日

更新日 2017年02月27日

平成28年10月21日に国の文化審議会から重要文化財指定の答申がされていた小岩井農場施設が、2月23日付官報告示により、正式に国指定重要文化財となりました。

雫石町内では初めての国指定重要文化財です。

 

小岩井農場は、明治24年に井上勝によって開設され、共同創始者である小野義眞、岩崎彌之助の3者の頭文字から小岩井農場と名づけられました。

今回指定となった建物は農場内の21棟で、そのうち9棟は平成8年に国登録有形文化財に登録された建物です。

 

小岩井農場施設は、洋式農場を目指して設立された農場の基幹施設で、本部事務所や牛舎群、サイロや四階建倉庫など、時代ごとの最新技術を積極的に導入し、改良を重ねた農場システムを示す一連の建物群が良好な状態で保存されており、我が国における近代農場の発展過程を知るうえで重要である。として、近代日本の大規模農場経営の歴史を表す建物群の価値が認められ、このたびの指定となったものです。

 

*指定となった建物は、次の21棟です。

 本部事務所、本部第一号倉庫、本部第二号倉庫、乗馬厩、倶楽部、第一号牛舎、第二号牛舎、第三号牛舎、第四号牛舎

 種牡牛舎、育牛部倉庫、第一号サイロ、第二号サイロ、秤量場、冷蔵庫、四階建倉庫、玉蜀黍小屋( 四棟) 、耕耘部倉庫

 ・下線9棟は平成8年国登録有形文化財

 

*所在地 岩手県岩手郡雫石町丸谷地 (すべて小岩井農場内)

*所有者 小岩井農牧(株)

 

*問い合わせ     教育委員会生涯学習課(019-692-4181 雫石町中央公民館内)

           小岩井農牧(株) 経営開発室(019-692-6027)

 

 

(指定物件紹介  ………写真提供 小岩井農牧(株))

 

 ①本部事務所.JPG 

                      (本部事務所)

 

    

(本部第一号倉庫)  (本部第二号倉庫)  (乗馬厩)

 

    

(倶楽部)      (第一号牛舎)    (第二号牛舎)       

 

    

(第三号牛舎)    (第四号牛舎)   (種牡牛舎)

 

    

(育牛部倉庫)   (第一号サイロ)  (第二号サイロ)

 

    

(秤量場)      (冷蔵庫)     (四階建倉庫) 

 

    

(玉蜀黍小屋 一) (玉蜀黍小屋 二) (玉蜀黍小屋 三)

 

  

(玉蜀黍小屋 四) (耕耘部倉庫)

 

 

 雫石町内指定文化財一覧(29年2月現在).xls(47KB)

Topへ