公開日 2016年04月11日
更新日 2016年05月18日
計画策定の主旨
雫石町への観光レクリエー ション客の入込数は、平成8年の約357万人回をピークに減少が続き、昨年の入込数は205万人回と、ピーク時の57%まで落ち込んでいます。町では、平成18年度から「雫石町観光ビジョン」、平成24年度から「雫石町観光・交流活性化行動計画」により各事業に取り組んできましたが、観光客の減少に歯止めがかかっていない状況です。
このことから、平成27年度に実施した第二次雫石町総合計画の基本構想の見直し、後期基本計画の策定に併せて、これまでの観光・交流活性化行動計画の見直しを行い、第二次雫石町総合計画の中における個別計画として、新たに観光施策の行動計画を策定します。
計画の位置づけ
雫石町では、平成23年度から平成31年度を計画期間とする第二次雫石町総合計画を策定しており、雫石町観光・交流活性化行動計画は、総合計画の中における個別計画として位置づけられていることから、この位置づけを踏襲し、総合計画後期基本計画と整合性を図ります。
また、政府が推進する地方創生政策の一環として、地域活性化と人口減少克服を目的として策定した、「雫石町まち・ひと・しごと総合戦略」のアクションプランと連動するものとします。
計画の期間
第二次雫石町観光・交流活性化行動計画の目標期間は、平成28年度から平成31年度までの4年間とします。ただし、計画の進捗状況や社会情勢の変化等に合わせて、必要に応じ計画の見直しを行うものとします。
雫石町が目指す観光・交流のコンセプト
しずくが潤す大地の恵み 雫石
町民みんなで取り組む観光・交流に向けて
前計画では、雫石町が新たな観光・交流によるまちの活性化推進のために、町と観光関連組織、民間事業者はもとより、雫石町民自らが住むまちに対し関心を持ち、一体となって行動を実施していくため、「しずくが潤す大地の恵み 雫石」をコンセプトとしました。4年間の計画期間のなかで、雫石町を取りまく観光の動向は変化してきていますが、観光入込客数の減少は以前続いており、町全体が一体となって、従来の観光スタイルの枠を超えて、観光に取り組む必要性は増していることから、前計画のコンセプトを踏襲し、雫石町全体としての魅力を向上させていきます。
また、上記のコンセプトのもと、観光・交流により町を活性していくために、一滴の小さな雫が集まって一つの大きな姿(魅力)を生み出すように、町民一人ひとりが主役となって観光・交流に取り組むことで、町全体としての魅力を磨き、町民にとって誇りの持てる町となることを目指します。
観光・交流活性化に向けた行動計画
・基本戦略1「魅力ある観光メニューの確立」
・基本戦略2「地産地消の推進等による農業と観光・交流の連携」
・基本戦略3「観光情報の強力な発信」
・基本戦略4「外国人観光客の誘客促進と受入体制整備」
・基本戦略5「観光まちづくりや観光推進体制の強化」
関連ファイルダウンロード
本編 76P
雫石町観光・交流活性化行動計画の策定経過は以下の通りです。
計画の策定体制
平成28年度~31年度の雫石町観光・交流活性化行動計画の策定においては、「雫石町観光・交流活性化行動計画策定委員会」を設置し策定作業を進めてきました。
また、計画案への意見公募を実施するなど、広く住民の皆様の意見を把握しながら策定を進めてきました。
策定作業
宿泊施設実態調査の実施【平成27年7月8日~27年7月24日】
町内宿泊施設に施設概要、宿泊客の動向、経営に対する意向などの調査。
雫石町来訪客アンケート調査の実施【平成27年7月8日~27年8月3日】
雫石町来訪者に性別、年代、来訪回数、来訪動機、満足度などの調査。
第1回雫石町観光・交流活性化行動計画策定委員会【平成27年9月28日】
・「雫石町観光・交流活性化行動計画策定」の趣旨・策定の流れについて
・現状と課題について
・雫石町の観光・交流活性化のコンセプト(案)について
・計画策定スケジュールについて
雫石町観光・交流活性化行動計画策定 第1回ワークショップ【平成27年10月29日】
・ワーキングの目的と進め方について
・ディスカッション
雫石町観光・交流活性化行動計画策定 第2回ワークショップ【平成27年11月24日】
・ワーキングの目的と進め方について
・ディスカッション
第2回雫石町観光・交流活性化行動計画策定委員会【平成27年12月25日】
・策定の経緯と第2回委員会の進め方(案)について
・基本戦略に基づく施策及び取組の内容(素案)について
・計画の推進体制(素案)について
パブリックコメントの実施【平成28年1月12日~28年2月5日】
・18件の意見
雫石町議会議員全員協議会説明【平成28年3月】
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